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海外サッカー

パリSGを翻弄した久保建英に現地メディアからは高評価も… 一方で失点場面を「僕のミス」「罪悪感抱く」と猛省

THE DIGEST編集部

2024.02.16

 失点の場面では、アマリ・トラオレが治療中で1人少ないという不利な状況であり、また本来であればこの右SBがエムバペのマークについていたはずであり、チームにとっても、久保にとっても不運だったと言えるが、彼は「僕がエムバペを捕まえなければいけませんでした。それをやめたことで、彼を見失ってしまいました。僕のミスであり、反省したいです」と潔く自身の過ちとした。
 
『MARCA』紙は、3点満点の採点でソシエダの他の大多数の選手同様に「1」の厳しい評価を久保に下したが、彼がドリブル、パス、フィニッシュと随所で好パフォーマンスを発揮したことを伝え、前半のシュート場面では「ベラルド相手に思い通りのプレーを見せ、多彩なボールタッチから引くシュートを放ったが、枠を外れた」と綴っている。

 バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「久保はブラジル人のベラルドを翻弄したが、その明確な優位性を十分に活かせなかった。また彼は、何度か相手をかわしたものの、判断を誤り、プレーの選択や、ボールを持つべきでない場所に長く留まるなどのミスを犯した。ボールロストは24回あり、パス成功率は64%に止まった」とネガティブに評し、以下のように続けた。

「アンドレ・シウバやホン・パチェコに素晴らしいクロスを送った他、対ベラルドの印象的な個人プレーもあったが、エムバペの得点ではマークを忘れたことで非難を受けた。久保は疲れているようにも見えた。これは、プレー時間の負担からくるものだ。カタール(アジアカップ)から戻ってから、彼はまだ休んでおらず、3試合連続でフル出場している」

 ただ、個別評価の記事では「不屈」と久保のプレーを表現し、「自らチャンスを生み出すものの、成功に結び付けるまでには至っていない。しかし、困難に直面したチームにとって、彼は必要な存在である。シウバには天才的なクロスを供給し、サイドネットに惜しいシュートを放つなど、最後までチームに貢献した」と賛辞を贈っている。
 
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