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海外サッカー

「ブライトンの希望に大きな打撃を与えた」三笘薫離脱による“危機”をクラブ専門メディアが指摘! 「なぜプレーさせたのか?」と責任追及も

THE DIGEST編集部

2024.02.29

 そして、今後については「残り3か月を、アディングラとファティのみをウインガーの選択肢とするしかない。しかし、アディングラに対しては、アフリカネーションズカップでのヒーロー的な活躍の後、過度に負担をかけることはクラブが避けるだろう。一方、ファティも筋肉の問題から回復したばかりで、その起用については細心の注意が払われる」と、チームとして心もとない状況にあるとの見解を示した。

 その上で、「(本来はウインガーではない)フリオ・エンシソとファクンド・ブオナノッテも選択肢に含まれるかもしれないが、より可能性が高いのは、WBを有する3バックへのシステム変更だ」と、駒不足を解消するために、SBにより攻撃への貢献を求めていくことになる可能性を示唆している。

 なお同メディアをはじめ多くの人々が、三笘に膝上を直撃するタックルを見舞ったメイソン・ホルゲイトや、このDFを擁護したシェフィールド・Uのチームメイトらに対する不快感を隠しておらず、三笘の今回の負傷もこれに起因するのではないかという見方があったが、デ・ゼルビ監督は「シェフィールド・U戦の前から痛めていた」と完全否定した。
 
 しかし、このコメントに対して、同メディアは「もし、三笘がブラモール・レーン(シェフィールド・Uのホームスタジアム)への遠征前に腰痛を患っていたとしたら、なぜブライトンは彼をプレーさせることを選んだのだろうか? そして、状況を悪化させた責任は彼らにあるのだろうか?」との疑問を提起している。

 そして、「今季、ブライトンのファンがストライプ・ユニホームを身にまとった三笘を見るのは、このスリリングなシェフィールド・U戦が最後ということになってしまった……。そしてもしかしたら、噂されている今夏のバルセロナ移籍が実現し、これがブライトンでの最後の姿となってしまう可能性もある」との懸念も示した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「最も明白で当然のレッドカード」三笘薫を襲ったホルゲイトの悪質なタックル
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