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海外サッカー

たった1か月余りで…伊メディアの評価激変! 好プレー続く鎌田大地に賛辞止まず「プロジェクト外の存在」から「テクニカルリーダー」に

THE DIGEST編集部

2024.04.29

 一方、日刊紙『Roma Today』は「5.5」止まりで、「プレッシャーが甘く、競り合いで力強さを欠き、攻撃の最終ラインでのプレーは控えめだった。後半に見事なインターセプトがあったものの、それだけでは足りなかった」とネガティブ評価。『LEGGO』紙も同採点で、「日本人選手はミスが多く、付加価値を提供できず。後半に唯一興味深かったアイデアも、ペドロによって台無しにされた」と、こちらも寸評は厳しい内容となっている。
 
 対して、スポーツ専門放送局『EUROSPORT』は「6.5」という及第点以上の採点を与え、「他の選手からパスを受けるも、常に攻撃を速める術を見つけていたわけではなく、時折ミスも犯した。後半は得点機を創り出したものの、ペドロがそれを逃した。全体的には合格点が与えられる」と綴った。

 スポーツ専門サイトでは、『Vi SPORT』も採点は「6.5」とし、「トゥドール監督はこの日本人選手に信頼を寄せており、鎌田はそれに応えるため、より意欲的な態度を示した」と、監督交代が鎌田を取り巻く状況を良化したことを示し、同採点の『OA SPORT』は「ついに日本人選手が活躍を披露。質と量の両方で良いプレーだった」と称賛している。

 サッカー専門サイトでは、『calciomercato』が「(中盤でコンビを組んだ)マッテオ・ゲンドゥジと交互に攻守を担当。常に正しい位置取りを見せた。前半は攻撃面で決定的なプレーはできなかったが、後半は今季初めて個性を発揮し、試合のコントロールを維持する上で決定的な存在となった」とそのプレーを振り返り、こちらも採点は「6.5」とした。

 また『TUTTOmercatoWEB.com』は、チーム最高タイの「7」で、「(前任の)マウリツィオ・サッリ監督の時とは異なり、自信が増し、より意識的にプレーすることで、能力を最大限に発揮している。常にプレーに積極的かつ活動的であり、試合終盤にはプレーのレベルを上げ、攻守両面で決定的な役割を果たせる、汎用性のある選手であることを示した」と絶賛している。
 
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