専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

「品格を漂わせ、最高の状態に戻った」 リーグ開幕戦で先制弾の旗手怜央を現地メディアが激賞! 動きの良さで大勝に貢献の古橋亨梧にも賛辞惜しまず

THE DIGEST編集部

2024.08.05

 彼ら日本人選手に対する現地メディアの報道を見ると、スコットランドの日刊紙『THE SCOTSMAN』は、旗手を「この日本人MFは昨季、ロジャース監督の下でなかなか自身の居場所を見つけられず、負傷にも悩まされた。しかし今季は華々しいスタートを切り、18ヤードの距離から慎重にシュートを決めて先制点を挙げ、セルティックを勝利に導いた。このダイナミックなプレーは、アンジェ・ポステコグルー前監督の下での貢献を思い出させるものだ」と高く評価している。

「セルティック・ファンにとって今夏の新加入選手の不足は悩みの種だが、活気を取り戻した旗手は新加入選手と同じくらい良い選手かもしれない」とも綴った同メディアは、また終盤に古橋が相手GKに倒されるもPK判定は下されなかったことを「誤りだった」と断定するとともに、「キョウゴの動きは非常に巧妙で、完璧にプレーした。彼の動きもタイミングも素晴らしく、相手GKをかわしたところで、彼は倒された」と振り返った。

 一方、『THE SCOTTISH Sun』紙は、旗手の先制ゴールを「素晴らしいシュート」と称え、「スタジアムで最高の選手は旗手であり、彼は品格を漂わせ、最高の状態に戻ったようだ」と称賛し、古橋についても「相変わらず鋭く、活発。得点には繋がらなかったが、その動きは素晴らしく、キルマーノックにあらゆる問題を引き起こした」と、ポジティブに評している。
 
 そして地元グラスゴーのメディア『Glasgow World』は、全選手を10点満点の採点で評価する記事において、旗手にクーン、マット・オライリーと並ぶ最高点の「8」を与え、「(旗手、オライリー、カラム・マグレガーの)の3人による中盤は、調子が良ければ誰にも止められない。旗手は素晴らしいゴールと正確なパスを披露。休暇とプレシーズンを経て、彼はさらに良くなっているようだ」と寸評を綴った。

 古橋に対しても「7」と高採点を与えた同メディアは、「相変わらずの鋭い動き。その特徴的なランが復活し、キルマーノックの守備を完全に崩した他、アシストも記録した」と、彼のリーグ初戦を総括している。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】セルティック旗手が先制ゴール! キルマーノック戦のハイライトをチェック!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号