専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

「移籍金が魅力的なものでなければ…」 レスターからの関心が報じられた旗手怜央の去就に現地メディアが言及! クラブ専門サイトは「許されるべきではない」

THE DIGEST編集部

2024.08.21

 今季、リーグ開幕戦(対キルマーノック)で4-0の大勝の口火を切るゴールを挙げた旗手は、ここまで3つの公式戦全てで左のMFとして先発出場を果たしており、セルティックの安定したMF陣において、オライリー、カラム・マクレガーとともに不可欠な存在となっている。

 それゆえに同メディアは、「セルティックが主力のひとりを移籍させる可能性はあるが、オライリーと旗手の両方を今夏に手放すことは考えにくい。代替選手の獲得までの時間が極めて限られている現状ではなおさらだ」と綴った上で、旗手については以下のような見立てをつけた。

「旗手の契約は2028年までで、セルティックのブレンダン・ロジャース監督は、記録的な移籍金以外のオファーは拒否する姿勢を見せている。セルティックは、旗手の売却には応じる可能性があるが、それはクラブにとって絶対に必要な取引というわけではないため、提示される移籍金が魅力的なものでなければならない。(26歳の)旗手にとっては、ここで移籍が実現しなければ、プレミアリーグ行きのチャンスが閉ざされるかもしれない」
 
 同メディアは、「それでも、ロジャース監督はどちらの選手も売りたくないだろう。両選手とも、今季すでに重要な主力選手となっているからだ」と記事を締めたが、2人を失いたくないのは指揮官だけではない。セルティックのクラブ専門サイト『67 HAIL HAIL』は以下のように主張する。

「旗手の退団は許されるべきではない。もしそれが実現してしまった場合、過去3シーズンでスコットランドのサッカーを支配してきたエンジンルームの3分の2が失われることになる。そして、代わりの選手を見つけるために残された時間は2週間足らずだ」

「ロジャース監督は、オライリーが移籍する場合には代役として2人のMFの補強を求めているようだが、もし旗手が加われば、必要な人数は3人に増える。中盤にエネルギーを補充することが優先事項である中、サポーターは移籍期限前に(主力の放出による)パニックに陥っての急な補強には反対だろう」

 最高の形でシーズンのスタートを切り、現在は引く手あまたの状況にある旗手。残留か、新たな挑戦に打って出るのか。デッドラインの8月末日までにいかなる結論が下されるのかが要注目である。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】セルティック前田大然、らしさ満点の2ゴール目!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号