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海外サッカー

黒星先行のC・パレスに現地メディアは楽観視も... 新加入・鎌田大地のフィット具合には厳しい評価「昨季の前線より一歩後退」

THE DIGEST編集部

2024.09.14

 新加入選手といえば、昨季でラツィオとの契約が満了し、ローマからロンドンに移ってきた鎌田大地は、ノリッジ戦では開始直後に自ら先制ゴールを挙げ、さらにジャン=フィリップ・マテタによる2点目をアシストするなど、今季唯一の公式戦勝利に大きく貢献したが、プレミアリーグでの3試合では2節ウェストハム戦でプレーのもたつきにオーストリア人指揮官が怒りを表わす場面が見られるなど、まだプレミアリーグやチームのスタイルに、完全には馴染んでいないことを窺わせたものである。
 
 続くチェルシー戦では、試合ごとの成長ぶりを現地メディアから評価された日本代表だが、前出の『tpw』は「鎌田はフランクフルト時代、グラスナー監督の下で活躍していた時には、3トップの右側(3-4-2-1の攻撃的MF)でプレーすることは一度もなかった。彼は同じく新加入のイスマイラ・サール同様、オリーズの的確な代役ではない。特に鎌田はこれまでのところ、目立った活躍ができていない。ゆえに、2人をオリーズの代わりとして投入する場合、パレスの前線は昨季よりも一歩後退したと言えるだろう」と、厳しい見解を示している。

 同メディアはチームの展望として、「今季はまだ始まったばかりであり、期待に満ちている。(14日の第4節)レスター戦に勝てば、パレスは順位を上げ、当初の懸念を払拭して、1か月遅れでようやく期待通りのスタートを切ることになるだろう」と綴っているが、残留したグエイ同様にイングランド代表で存在感を増したエベレチ・エゼ、パリ・オリンピックの銀メダリストであるマテタら、逸材揃いのチームが昨季終盤の強さを再現できるか。そして、そこに鎌田がどのように絡むのかが興味深い。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】鮮やかな抜け出しから、鎌田大地が移籍後公式戦初ゴール!
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