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海外サッカー

三笘薫を「世界最高のウィンガーのひとり」と元イングランド代表MFが大絶賛! ブライトン専門メディアは「彼の夢を阻めるのか?」と退団を覚悟!?

THE DIGEST編集部

2025.02.26

 さらに、「昨季最後の3か月間、彼が負傷離脱した時のことを思い出すといい。その時期にブライトンは崩壊した。ロベルト・デ・ゼルビ監督の戦術的な問題も指摘されたが、三笘の離脱が大きな痛手だったのは間違いない。度重なる負傷者の影響の中でも、彼の不在は最大の打撃だった」とも付け加えた同メディアは、冬の彼の去就に関する話題にも言及した。

「アル・ナスルから9000万ポンドのオファーが正式に届いていたら、ブライトンにとっては難しい決断となっただろう。しかし、三笘自身がそれを簡単にした。彼にとって、金銭が全てではないのだ。莫大なサウジのオイルマネーよりも重要なのは、ピッチ上で何を成し遂げるかである。彼が、あの有名な『ドリブル論文』を執筆した際に掲げた最終的な目標――チャンピオンズリーグ(CL)でプレーすること――を達成するために、可能な限り高いレベルで戦いたいのだ。つまり、彼のサウジ移籍の可能性は、当分はないということだ」

 しかし一方で、「シーズン終了まで彼がこのパフォーマンスを維持した場合、CL出場権を持つクラブから夏に関心を持たれることは間違いない」として、前述のライト=フィリップスの「三笘らを中心にしたチーム作り」との主張に対して、「言うは易し。もしCLに出場するクラブが巨額のオファーを提示した場合、ブライトンは本当にそれを拒否し、三笘の長年の夢を阻むことができるのだろうか?」とも指摘している。
 
「サウジの大金を蹴ってまでブライトンに残るなど、クラブへの忠誠心を示してくれた、ブライトン史上最も魅力的で愛される選手のひとり」(同メディア)という三笘だが、今夏まで待たずともに、彼のゴールによって2戦続けて痛い目に遭ったチェルシーがすでに獲得に向けて動きを見せているとの現地報道もあり、移籍市場において無風状態でいられる可能性は極めて低いだろう。

 ここ数年でモイセス・カイセド、アレクシス・マク・アリステル、レアンドロ・トロサール、マルク・ククレジャといった選手が多額の移籍金を残してブライトンを去っていったが、同メディアが半ば覚悟しているように、この列に三笘も近いうちに加わることになるのか。ピッチ内外での背番号22の動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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