一方、過去の対戦同様、宿敵相手に攻勢に立ちながらも(シュート数はミランの2倍となる16本)、肝心の得点を奪えずに、またしても敗北を喫したインテル。インザーギ監督は、各コンペティションで可能性を残しているがゆえの疲労の蓄積による心身への悪影響を認めるも、「それを乗り越える強さが必要だ」と語り、DFステファン・デ・フライもこれに同意して「週2試合が続いているといっても、それを言い訳にはできない。団結しなければならない」と、ここからの踏ん張りを誓った。
今後について、ミランのクラブ専門サイト『sempre milan』は、「この決勝進出によって、ミランは散々だったシーズンを少しでも和らげる機会を得た。来月(5月14日の決勝)勝利すれば、自動的に来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得することになり、これは一種の『救い』ともなる。CL出場はもはや不可能だが、欧州で2番目に重要なカップ戦に出場できれば、ある程度の面目を保てるし、クラブの財政的にもプラスになる」と、苦しみ続けたシーズンで「有終の美」を飾ることに期待を寄せている。
対してインテルに対しては『Gazzetta dello Sport』紙が、「ローマ戦が27日の15時に変更されたことは不利だ。4月30日のCLバルセロナ戦に向けての回復時間が短くなったからだ。その後のスケジュールも厳しく、5月3日にヴェローナ戦、6日には再びバルサ戦と続く。このCL2試合で負ければ、あとはトリノ、ラツィオ、コモとのセリエAだけだが、勝ち抜けば、さらに5月31日のCL決勝に備える必要がある。4月はインテルにとって非常に厳しい月だったが、5月はさらに過酷なものとなるかもしれない」と指摘した。
構成●THE DIGEST編集部
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今後について、ミランのクラブ専門サイト『sempre milan』は、「この決勝進出によって、ミランは散々だったシーズンを少しでも和らげる機会を得た。来月(5月14日の決勝)勝利すれば、自動的に来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得することになり、これは一種の『救い』ともなる。CL出場はもはや不可能だが、欧州で2番目に重要なカップ戦に出場できれば、ある程度の面目を保てるし、クラブの財政的にもプラスになる」と、苦しみ続けたシーズンで「有終の美」を飾ることに期待を寄せている。
対してインテルに対しては『Gazzetta dello Sport』紙が、「ローマ戦が27日の15時に変更されたことは不利だ。4月30日のCLバルセロナ戦に向けての回復時間が短くなったからだ。その後のスケジュールも厳しく、5月3日にヴェローナ戦、6日には再びバルサ戦と続く。このCL2試合で負ければ、あとはトリノ、ラツィオ、コモとのセリエAだけだが、勝ち抜けば、さらに5月31日のCL決勝に備える必要がある。4月はインテルにとって非常に厳しい月だったが、5月はさらに過酷なものとなるかもしれない」と指摘した。
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