ちなみに、他国の解説者の報酬がどれぐらいであるかも気になるところだが、スペイン・バレアレス諸島の総合メディア『CRONICA BALEAR.es』によれば、最も有名どころで年間20万～100万ユーロ（約3400万～１億7000万円）で、またワールドカップなどのビッグイベントでも多額の報酬を受け取ることができ、2022年カタール大会ではイケル・カシージャスのそれが５万2500ユーロ（約900万円）、カルロス・マルチェナが３万5000ユーロ（約600万円）、アンドレス・イニエスタが１万7500ユーロ（約300万円）だったという。

  　一方、イタリアでは、インテルのレジェンドで、同国代表としても1982年に18歳で世界王者の一員となったジュゼッペ・ベルゴミが、最も権威のある解説者のひとりとされており、現在はスポーツ専門チャンネル『Sky Sports』で活動する彼の年収を、同国のスポーツベッティング専門サイト『SCOMMESSE777』は「推定」だとしながらも、「2010年の時点でジャンルカ・ヴィアッリの150万ユーロ（約２億6000万円）と同程度だった見られ、現在も最低50万ユーロ（8600万円）以上で、業界最高水準の報酬を得ている」と伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

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