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海外サッカー

「より大きな“リュック”を背負う覚悟がある」 久保建英、ソシエダでの4年目を前に主力として責任と自信! 新指揮官が目指す「すごく攻撃的なサッカー」にも意気込み

THE DIGEST編集部

2025.07.22

 一方で彼は、「下から上がってくる選手たちもロッカールームのドアをこじ開けるような勢いで臨まないと。ただ試合を見に来ているのではなく、ポジションを奪いに来ているということを示してほしい」と、カンテラ(下部組織)の選手の奮起も求める。

「スビエタの良いところは、2~3年おきにチームの柱になるような選手が出てくることだと思っています。スビ(スビメンディ)はもういなくなったけど、僕としては“新たなスビ”が必要だし、“新たなオヤル(ミケル・オヤルサバル)”、そして“新たなバレネ(アンデル・バレネチェア)”も必要だと思います。それがチームを良くする一番の道だと思います」

 このように自チームについて持論を述べた久保だが、その去就は常に注目されており、実際に各国メディアによって多くの報道がなされている。最新のものでは、プレミアリーグのエバートンからの関心が報じられた24歳は、「今のところ僕はここにいます。確かに噂は色々聞きますが、僕の耳には何も入ってきていません」と、移籍に向けての動きは現時点でないとしている。

 また、『noticias de Gipuzkoa』で報じられた代理人の変更について、「はい、変えました。嘘つくつもりはありません。でも、僕はここにいます。そして、ちょっと心配してくれた人のために言うと、僕が日本に残っていたのは、7月14日に(ソシエダに)戻る予定だったけど、20日までいてすぐ日本に戻るのは、時差ボケの関係でちょっとしんどかったからというだけで、他に理由はありません」と、去就との関連性を否定した。
 
 4年目のシーズンに向けて彼は、「昨季、スビが“リュック(重圧)”を背負っているのを感じました。全てを完璧にやらなければと思い込みすぎていました。今季はみんなで、それぞれ役割を分担できればいいけど、僕は他の人より大きな“リュック”を背負う覚悟があります」と頼もしいコメントを残したが、キャプテン就任は冗談まじりに固辞している。

「いや、それはないです。日本代表でキャプテンを務めた時、最初のプレーでピッチから出そうになりましたから(笑)。だからキャプテンは無理。でも腕章なしでリーダーシップを発揮するということなら、試合によってはあるかもしれません」

 ソシエダは今後も日本に滞在し、25日に横浜FCと対戦。その後、地元ドノスティアに戻り、30日にオサスナ、8月2日にレンヌ(フランス)、9日にボーンマス(イングランド)とのプレシーズンマッチを消化した後、16日にバレンシアとのラ・リーガ開幕戦を迎えることになる。

構成●THE DIGEST編集部

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