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海外サッカー

「最も美しい」久保建英の無双の大活躍に地元メディアの賛辞止まず!ゴール前の“股抜き”にも注目「並外れたプレー」

THE DIGEST編集部

2023.01.16

激しく相手DFと競り合う久保。最後まで得点を狙う動きに地元メディアは軒並み高評価をつけた。(C)Getty Images

激しく相手DFと競り合う久保。最後まで得点を狙う動きに地元メディアは軒並み高評価をつけた。(C)Getty Images

 続いて、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、久保を「ベストプレーヤー」に選定し、「日本人選手による攻撃的なプレーは、(左サイドバック)ユーリ・ベルチチェの背後でビルバオを破壊した。マーカーを股抜きでかわして2-0とした素晴らしいプレーだけでなく、PK献上を強いる“いたずらっぽい”動きも披露した。ダービーにおける最高の要素だ」と評している。

 また、他の記事では「シルバの素晴らしいパスから、日本人選手は魔法を発揮。スペクタクルなシュートで相手GKを非常に簡単に打ち破った。クボは今日も輝きを放った」「クボは今日も元気だ。彼はクオリティの高いプレーを随所で披露し、ビルバオの守備陣にとっては本当に厄介な存在だ」と、大車輪の活躍を見せた久保について言及している。

 同じくバルセロナのスポーツ紙『SPORT』も、久保のゴールを絶賛し「セルロトの先制弾は美しく巧みなものだったが、クボのゴールはそれを上回った。シルバからの見事な配球を利用し、日本人選手は敵陣ボックスに侵入すると、寄せてきたダニ・ビビアンを股抜きで置き去りにし、GKウナイ・シモンとの1対1の場面では、短い振りからの巧みなボールタッチで、冷静にゴールを決めた」と報じている。
 
 地元メディアでは『noticias de Gipuzkoa』紙が10点満点の採点で、久保を単独最高の「9」としている。寸評では「シーズン前の親善試合でのリベンジを誓っていた日本人選手の新たな並外れたプレー。彼は止まることなく、ピッチ上のどこにでも現われ、その爆発力で素晴らしいゴールを決めた。さらに、PKと相手選手の退場をも引き起こした。絶賛すべきパフォーマンス」と、このゲームの“ベストプレーヤー”に対してポジティブな言葉ばかりが並んだ。

 また、サッカー専門サイト『El Desmarque』も「ビルバオの守備陣を絶望させた。点が取れて、クリエイティブな少年。素晴らしいパーティーだった」と評価し、採点はこちらも単独最高の「9」を記録した。

 また、別の記事では「ダービーを締めくくるゴール(決勝点)という形で生まれた本物の芸術作品。日本のアタッカーは優れたテクニカルジェスチャーで相手DFをかわし、GKに打ち勝った」とも綴っており、ビルバオ戦での久保の活躍は多くのメディアで喝采を浴びていた。

構成●THE DIGEST編集部

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