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海外サッカー

「悪しき敗者」「ニヒリストだ」 審判に激怒のモウリーニョ監督に対し各国メディアが様々な反応。渦中の主審には「英国のコッリーナ」と賛辞も

THE DIGEST編集部

2023.06.02

 同メディアはまた、審判団について「主審のテイラー、第4審判のマイケル・オリバー、そしてVARのスチュアート・アトウェルさえも、素晴らしいパフォーマンスを見せた」と主張。そんな彼らに怒りをぶつけ、当てつけとして銀メダルをスタンドに放り投げたモウリーニョを「辞任の朝のデイビッド・キャメロン(元英国首相)のようだった」と記事を締めている。

 テイラー主審については、現役時代にチャールトン、チェルシー、ベンフィカ、ウェストハムといったクラブを渡り歩いたSBで、現在はコメンテーターを務めるスコット・ミントが、スポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』で、「テイラー主審は本当に素晴らしかったと思う。VARによって、セビージャへのPK判定を覆したのも、最終的には正しい判断だった」と称賛し、以下のように続けた。
 
「あの場面を除けば、彼はほぼ全ての場面で的確にプレーを捉えて判定を下し、ある種の権威を持ってそれを行なった。それも、傲慢さというものではなく、純粋にプレーの観点からのものだった。その仕事ぶりにおいて、テイラーは『英国のコッリーナ』だったと思う」

 かつての名審判といわれたイタリアのピエルルイジ・コッリーナに例えて、ミントはテイラー主審を「この試合のマン・オブ・ザ・マッチだ」と冗談をまじえながら高く評価。『talkSPORT』も、「多くのカードを提示したにもかかわらず、44歳の審判は多くの素晴しい判断を下した」として、具体的に一つひとつの判定に言及している。

構成●THE DIGEST

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