男子テニスのデニス・シャポバロフ（カナダ／26歳／世界ランキング26位）が、長年のパートナーである女子元世界123位のミリヤム・ビョークランド（スウェーデン／同744位）と晴れてゴールインした。２人は９月９日、ギリシャ・ザキントス島にあるリゾート「レサンテ・ケープ」で挙式。イオニア海を望む絶景を背に、約６年にわたる交際を結実させた。

　式には家族とごく親しい友人ら少数が招かれ、アットホームかつ華やかな雰囲気に包まれた。スウェーデンの写真家カリン・ルンディンが撮影した式の様子は、『ヴォーグ　スカンジナビア』と『ピープル』が独占的に伝えている。

　新郎はATP公式サイトで喜びを語った。

「本当に特別な時間でした。ザキントスで家族や親友と過ごした毎日は、想像以上に素晴らしいもので、こんなに素晴らしい場所で親友でもある人と結婚できたことにとても興奮しています」

　27歳の新婦も喜びでいっぱいだ。

「私たちが会場にこの場所を選んだ時に思い描いていた通り、本当に素晴らしかったです。天候も最高で、全ての瞬間が絵になるようでした。私たちの結婚生活の最も美しいスタートであり、永遠を共にできることにとてもワクワクしています」
  　ピープルによれば、花嫁はウクライナのデザイナー、ミラ・ノバのストラップレスドレスをまとい、披露宴では映画『ウェディング・リンガー』のルーティンを再現したファーストダンスを披露。ゲストを大いに驚かせたという。

　２人の歩みは2019年に始まった。昨年７月、ビョークランドが母国スウェーデン・バスタッドで開催された「ノルデア・オープン」に出場した際、シャポバロフが現地でプロポーズ。ひざまずいて指輪を差し出す写真やキスシーンがモノクロ写真で公開され、幸せオーラに満ちた投稿は瞬く間に話題を呼んだ。インスタグラムにはガエル・モンフィス（フランス）、ミロシュ・ラオニッチ（カナダ）、フェリックス・オジェ-アリアシム（カナダ）、ココ・ガウフ（アメリカ）、スローン・スティーブンス（アメリカ）ら多くのトップ選手から祝福が寄せられたことも記憶に新しい。

　シャポバロフは今季、２つのタイトルを手にする充実のシーズンを送っている。２月にはダラスでATP500初制覇を果たし、７月のロスカボスでは１セットも落とさずにATP250を制した。ここまで21勝17敗と安定した戦績を残しており、ランキングでも再び上位定着をうかがう位置にいる。

　婚約から２年余りを経て迎えた門出。幸せいっぱいの新婚生活とともに、それぞれの舞台でのさらなる挑戦に注目が集まる。

構成●スマッシュ編集部

【画像】シャポバロフが挙式！ 幸せあふれる写真を公開

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