現在行なわれている男子テニスのエキジビションマッチ「シックス・キングス・スラム」(10月15日~18日/サウジアラビア・リヤド/室内ハードコート)に出場する世界ランキング1位のカルロス・アルカラス(スペイン)が、母国紙『マルカ』のインタビューに回答。その中で心配されている左足首の状態について、まだ万全とは言えないものの、順調に回復しつつあると明かした。
9月初めの「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/ハード)で四大大会6勝目を飾り、約2年ぶりに世界1位に返り咲いた22歳のアルカラスは、優勝した先の「ジャパン・オープン」(東京/ハード/ATP500)初戦で左足首を痛め、直後の「上海マスターズ」(中国/ハード/ATP1000)を欠場。出場選手に最低150万ドル(2億2600万円)の賞金を保証し、優勝者にテニス史上最高額となる600万ドル(約8億8700万円)が贈られる今回のエキジビションが約2週間ぶりのプレーとなる。
アルカラスは自身の現在のコンディションについてこう語っている。
「足首の検査の結果はグレード2(中等度)の捻挫だった。十分な休養を取れなかったぶん、少し回復には時間がかかっているけど、今は痛みというより"わずかな不安"が残っているような感じだ。そうした不安は時間と共に消えていくと思うが、順調に回復しているし、しっかり持ちこたえている」
さらに先を見据える22歳は、すでに出場権を獲得しているシーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(11月9日~16日/イタリア・トリノ/室内ハード/FIN)での初優勝も目標に掲げている。
2023年は準決勝敗退、昨年はラウンドロビン(予選)敗退と思うような結果を残せなかったトリノへ向け、「焦らず、1週ごとにしっかりと準備していきたい。普段から良い準備ができていることや自信があることは自覚しているし、いいテニスができると信じている」と意気込みを口にした。
そして年明けには、「全豪オープン」(26年1月18日~2月1日/オーストラリア・メルボルン/ハード)における史上最年少での"生涯グランドスラム"(キャリアで全ての四大大会を制すこと)達成も期待されているアルカラス。まだ20代前半にして他3大会(全仏・ウインブルドン・全米)を2度ずつ優勝している若き王者は最後に「全豪優勝は毎年初めの目標の1つ。できる限りの準備をして臨みたい」と力強く語り、インタビューを締めくくった。
文●中村光佑
【画像】アルカラスがストレートでフリッツに快勝しジャパンオープン初V!/ジャパンオープンDAY7厳選PHOTO
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アルカラスは自身の現在のコンディションについてこう語っている。
「足首の検査の結果はグレード2(中等度)の捻挫だった。十分な休養を取れなかったぶん、少し回復には時間がかかっているけど、今は痛みというより"わずかな不安"が残っているような感じだ。そうした不安は時間と共に消えていくと思うが、順調に回復しているし、しっかり持ちこたえている」
さらに先を見据える22歳は、すでに出場権を獲得しているシーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(11月9日~16日/イタリア・トリノ/室内ハード/FIN)での初優勝も目標に掲げている。
2023年は準決勝敗退、昨年はラウンドロビン(予選)敗退と思うような結果を残せなかったトリノへ向け、「焦らず、1週ごとにしっかりと準備していきたい。普段から良い準備ができていることや自信があることは自覚しているし、いいテニスができると信じている」と意気込みを口にした。
そして年明けには、「全豪オープン」(26年1月18日~2月1日/オーストラリア・メルボルン/ハード)における史上最年少での"生涯グランドスラム"(キャリアで全ての四大大会を制すこと)達成も期待されているアルカラス。まだ20代前半にして他3大会(全仏・ウインブルドン・全米)を2度ずつ優勝している若き王者は最後に「全豪優勝は毎年初めの目標の1つ。できる限りの準備をして臨みたい」と力強く語り、インタビューを締めくくった。
文●中村光佑
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