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海外テニス

慶應CHで有終の美を飾った坂本怜が今季を総括!「浮き沈みの激しい年でしたが最後は必死に戦いました」<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.11.25

2年連続でシーズン最後の大会を優勝で締め括った坂本。写真:滝川敏之

2年連続でシーズン最後の大会を優勝で締め括った坂本。写真:滝川敏之

 男子テニスの坂本怜(世界ランキング159位)が、11月24日に自身の公式インスタグラム(@reisakamoto0624)を更新し、優勝の喜びを綴った。

 11月17日~23日に開催された男子テニスツアー下部大会「横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2025 supported by 三田興産」(神奈川県・慶應義塾大学日吉キャンパス/CH75)で優勝した19歳の坂本。

 2024年もシーズン最後の参戦となった「四日市」で優勝。今年は6月の「ケーリー」(アメリカ)でタイトルを手にしているため、日本人ティーンエイジャーとしては初のチャレンジャー大会3勝目を挙げた。
 
 公開されたインスタグラムには「母国でチャレンジャー大会のタイトルを獲得して2025年を終えました」と書き出し、「今年は浮き沈みの激しい年でしたが、最後は必死に戦いました。周囲の皆様からのご支援に心から感謝しています。オフシーズン、そして2026年がどんな年になるのか、待ちきれません」と綴った。
 
 今シーズンは1月に「ノンタブリー」(タイ)のチャレンジャーで4強入りしたが、四大大会「全豪オープン」(オーストラリア)は予選1回戦敗退。その後は3月の「マイアミ・オープン」(アメリカ/ATP1000)で予選を勝ち上がり本戦進出を果たしたものの、チャレンジャー大会では早期敗退の苦しい時期が続いていた。

 そして6月に「ケーリー」で優勝するも再び苦戦を強いられ、8月の四大大会「全米オープン」(アメリカ)や9月の「ジャパンオープン」(日本/ATP500)は予選2回戦敗退。だが「ロレックス上海マスターズ」(ATP1000)は予選を勝ち上がって本戦1回戦進出を果たした。

 そして10月は「BNPパリバ・ノルディック・オープン」(ATP500)の予選とチャレンジャー2大会では初戦敗退を喫し、11月は神戸のチャレンジャーでベスト8入りを果たし、今回の慶應で有終の美を飾った。

 坂本が綴った通り「浮き沈みの激しい年」だったが、413位で始まった世界ランキングも11月24日付けの最新ランキングではキャリアハイの159位をマークするなど、着実にステップアップをしている。来季の活躍も楽しみだ。

構成●スマッシュ編集部

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