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【テニスギア講座】ラケットの「良し悪し」は何で決まる? 大切なのは自分のプレーに必要な機能・設定を見極めること <SMASH>

松尾高司

2025.12.13

プロが使う競技モデルは、彼らにはベストマッチであっても、入門者にとってそうだとは限らない。自分に何が必要かを考えることが大切だ。(C)Getty Images

プロが使う競技モデルは、彼らにはベストマッチであっても、入門者にとってそうだとは限らない。自分に何が必要かを考えることが大切だ。(C)Getty Images

 今回のテーマは「良いラケットとはどんなものか」です。良い、悪いはどう判断したらいいのでしょう?

 テニス仲間から「いいラケットを紹介して!」と言われたのなら、「そうだなぁ、君にはこれがいいかも」と話すことはできますが、それはその方がどんなテニスをするか? を知っているからです。

“どんな人にとっても良い”ラケットなんか、あり得ません。逆に「こりゃダメだ」というラケットも......今はないでしょう。

 昔はあったんですよ! カーボンラケットが出始めの頃、炎天下に置いておいたら、グニャグニャにひしゃげちゃったラケットとか、素材に偽りの表記をして売っているものとか。それからちょっと微妙ですけど、大袈裟な広告表現で期待させるんだけど、そんな効果をまるで感じられないのとかね。

 でも21世紀の今日、少なくともテニスラケットの世界は、かなり真っ当になっています。
 
 今日では、テニスラケットに使われるカーボンは高品質化し、製造方法も安定しています。正規のルートで販売される商品であれば、粗悪なものなど、ほぼないと思います。

 また、品質に対して飛び抜けて高価なものもなくなってきていますね。各メーカーとも、このくらいの品質にはそれなりの設定......と心得ていますから、ユーザーのニーズにマッチした価格付けがなされています。

 時折「やけに高いなぁ」と感じるものはありますが、それは“価値”です。欲しいと思う人がいて、そういう方に向けて特別に作られたモデルというのは、市場原理に基づいての価値があります。

 ただし、正規な販売ルートを通じていない商品には要注意ですよ。驚くほど安く売っているネット販売業者とか、海外で安かったから買ってきちゃったとか、身元不明のラケットは、何か不都合があった時に、同モデル(と思われる)を売っている日本の輸入代理店では保証してもらえません。

 彼らは、正規商品か、そうでない商品かを確実に見分けますよ。大丈夫! と思っても、怪しいものには手を出さないことです。

 そういうわけで、日本の普通のテニスショップで売られているラケットフレームやストリングならば、まず安心していいでしょう。品質的に「悪い」ものはないと思います。
 
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