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海外テニス

ルバキナが崖っぷちから怒涛の逆転で全豪制覇! 四大大会2勝目に「今は言葉を見つけるのが難しい」<SMASH>

中村光佑

2026.02.01

3年前の悪夢を振り払い、サバレンカを下して全豪オープン初優勝を飾ったルバキナ。(C)Getty Images

3年前の悪夢を振り払い、サバレンカを下して全豪オープン初優勝を飾ったルバキナ。(C)Getty Images

 テニス四大大会「全豪オープン」は大会14日目の現地1月31日に女子シングルス決勝を実施。第5シードで世界ランキング5位のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が、第1シードで同1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4、4-6、6-4で下し、四大大会2勝目並びにツアー12勝目を飾った。

 両者はこれが15度目の顔合わせ。ここまではルバキナが6勝8敗と僅差で負け越しており、2023年の全豪決勝でも6-4、3-6、4-6と逆転負けを喫していた。しかし直近である昨年11月の「WTAファイナルズ」(サウジアラビア・リヤド/ハード/シーズン最終戦)決勝ではルバキナが6-3、7-6(0)で勝利している。

 今回もルバキナが第1セットを先取し、第2セットをサバレンカに奪われる試合展開は、3年前と酷似していた。そして迎えたファイナルセットではルバキナが0-3とリードを許し、再び悪夢が繰り返されるかと思われた。

 それでもこの日のルバキナは違った。第4ゲームをキープして相手の流れを断ち切ると、そこから怒涛の5ゲーム連取で逆転。5-4で迎えた第10ゲームではチャンピオンシップポイントで6本目のサービスエースを決め、2時間18分の激闘に終止符を打った。
 
 試合スタッツはスコアを除けば、ほぼ全ての項目で拮抗しており、合計獲得ポイント数も92で並んだ。ただ要所でのプレー精度ではルバキナが上回り、勝負どころを確実に物にしたことが勝利につながった。優勝の瞬間は右手で軽くガッツポーズを作っただけで、いつも通り感情を爆発させることはなかった。

 22年ウインブルドン以来の四大大会優勝を手にし、大会後に更新される世界ランキングで自己最高位タイの3位に浮上することが確定したルバキナは表彰式で次のように語った。

「今は言葉を見つけるのが難しい。まずはここ数年にわたり、素晴らしい結果を残しているアリーナを祝福したいと思います。今はつらいと思うけど、これからも何度も一緒に決勝を戦えることを願っています」

 一方のサバレンカは悔しい2年連続の全豪準優勝。今季のオーストラリアシーズンは優勝した「ブリスベン国際」(ハード/WTA500)から11連勝かつ全試合ストレート勝ちと盤石の戦いぶりを見せていたが、メルボルンで唯一の黒星を喫する形となった。それでも表彰式では「ここに来ること、そして信じられないほど素晴らしい声援をくれる皆さんの前でプレーすることが大好きです。来年はもっと良い年になることを願っています」と前を向いた。

文●中村光佑

【動画】ルバキナがサバレンカを振り切って初優勝を飾った全豪オープン2026決勝ハイライト

【画像】ルバキナがサバレンカとの激闘を制して初優勝! 全豪オープン2026女子シングルス決勝の厳選スナップ集!

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