先日行なわれたシーズン最初のテニス四大大会「全豪オープン」の男子シングルスで、年齢を全く感じさせない圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を大いに沸かせた元世界ランキング3位の40歳スタン・ワウリンカ(スイス)。今季限りでの現役引退を表明している彼には今、大きな目標がある。「世界ランキングでトップ100復帰を果たしてキャリア最後のシーズンを終えること」だ。
2014年の全豪で四大大会初優勝を経験したワウリンカは、今大会に本戦ワイルドカード(主催者推薦)で参戦。1回戦で元27位の実力者ラスロ・ジェレ(セルビア/大会時92位)を5-7、6-3、6-4、7-6(4)で破ると、2回戦では予選勝者の21歳アルテュール・ゲア(フランス/同198位)に4-6、6-3、3-6、7-5、7-6(10-3)と4時間33分の死闘の末に勝利。1978年のケン・ローズウォール(オーストラリア)以来、実に48年ぶりとなる40代での全豪3回戦進出を果たした。
3回戦ではトップ10選手のテイラー・フリッツ(アメリカ/同9位)に6-7(5)、6-2、4-6、4-6で敗れ、最後のメルボルンを終えたワウリンカ。今大会での印象的な活躍にも「それがシーズンを通しての結果を保証するわけではないから、引退を撤回することはない」と仏メディア『Univers Tennis』のインタビューで語った彼は、「競争力を保ちながら、コート上でのプレーを楽しむこと」を引退までの目標に掲げている。
だが40歳の野望はそれだけにとどまらない。「ランキングを再び上げ、ラストシーズンをトップ100で終えたい」ともコメント。最新のランキングで139位から113位に浮上した今、「それが自分にとって非常に大きなモチベーションで、確固たる目標にもなっている」とし、こう続けた。
「この冬は可能な限りしっかり準備をして、“まともなレベル”に戻ることを目指してきた。オーストラリアシーズンでは多くの試合を戦うことができたし、プレー内容にもとても満足している。今後も勝利を重ねながら、少しずつランキングを上げていきたい。
トーナメントは数が多く、今は全てがランキングやワイルドカード次第になるから、明確なプランを立てるのは難しいけど、今年は年齢や自分のコンディションとも相談しながら、できる限りフルシーズンを戦いたいと思っている」
黄金期を築いた“ビッグ4”(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マリー)とも互角に渡り合ったワウリンカ。その“ラストダンス”は、トップ100復帰という明確なゴールを胸に、最後の一歩を刻んでいく。
文●中村光佑
【画像】ワウリンカをはじめ、全豪オープン2026で熱戦を繰り広げた男子選手たちの厳選写真!
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2014年の全豪で四大大会初優勝を経験したワウリンカは、今大会に本戦ワイルドカード(主催者推薦)で参戦。1回戦で元27位の実力者ラスロ・ジェレ(セルビア/大会時92位)を5-7、6-3、6-4、7-6(4)で破ると、2回戦では予選勝者の21歳アルテュール・ゲア(フランス/同198位)に4-6、6-3、3-6、7-5、7-6(10-3)と4時間33分の死闘の末に勝利。1978年のケン・ローズウォール(オーストラリア)以来、実に48年ぶりとなる40代での全豪3回戦進出を果たした。
3回戦ではトップ10選手のテイラー・フリッツ(アメリカ/同9位)に6-7(5)、6-2、4-6、4-6で敗れ、最後のメルボルンを終えたワウリンカ。今大会での印象的な活躍にも「それがシーズンを通しての結果を保証するわけではないから、引退を撤回することはない」と仏メディア『Univers Tennis』のインタビューで語った彼は、「競争力を保ちながら、コート上でのプレーを楽しむこと」を引退までの目標に掲げている。
だが40歳の野望はそれだけにとどまらない。「ランキングを再び上げ、ラストシーズンをトップ100で終えたい」ともコメント。最新のランキングで139位から113位に浮上した今、「それが自分にとって非常に大きなモチベーションで、確固たる目標にもなっている」とし、こう続けた。
「この冬は可能な限りしっかり準備をして、“まともなレベル”に戻ることを目指してきた。オーストラリアシーズンでは多くの試合を戦うことができたし、プレー内容にもとても満足している。今後も勝利を重ねながら、少しずつランキングを上げていきたい。
トーナメントは数が多く、今は全てがランキングやワイルドカード次第になるから、明確なプランを立てるのは難しいけど、今年は年齢や自分のコンディションとも相談しながら、できる限りフルシーズンを戦いたいと思っている」
黄金期を築いた“ビッグ4”(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マリー)とも互角に渡り合ったワウリンカ。その“ラストダンス”は、トップ100復帰という明確なゴールを胸に、最後の一歩を刻んでいく。
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