２月24日発表の女子テニス・WTAランキングから、日本人選手の動向をお伝えしよう。

　シングルスで日本人トップの大坂なおみは全豪オープン後、ツアーから離れており、10位のまま変わらず。続く日比野菜緒も前週は試合に出場しなかったが、４つ上げて71位としている。

　上位15人で、キャリアハイを更新した選手が２人。205位の村松千裕と、322位の林恵里奈だ。特に林は47位のジャンプアップ。ツアー下部大会を兼ねた前週の全日本室内選手権（京都・Ｗ60）で、予選から本戦ベスト４に勝ち上がり、WTA34ポイントを獲得した。林は早稲田大学出身の25歳で、ネットを絡めたオールラウンドなプレーが持ち味。京都では単複２冠を制しており、今期の飛躍が期待される。

　ダブルスでは、前々週にサンクトペテルブルク（プレミア）でツアー優勝を飾った青山修子／柴原瑛菜が、先週はドバイ（プレミア）に出場したが、１回戦で敗れランクアップは果たせなかった。青山は１つ落としたが、柴原はキャリアハイの25位をキープしている。

　以下は日本女子の上位のランキング。
  ◆女子シングルス（日本選手上位15人）
10位（――）大坂なおみ（日清食品）
71位（△４）日比野菜緒（ブラス）
89位（▼１）土居美咲（ミキハウス）
138位（――）奈良くるみ（安藤証券）
162位（▼１）日比万葉（グラムスリー）
186位（▼６）内藤祐希（亀田製菓）
205位（△２）村松千裕（グラムスリー）
240位（▼13）岡村恭香（橋本総業ホールディングス）
241位（△２）大前綾希子（島津製作所）
272位（△10）清水綾乃（Club　MASA）
317位（△２）尾崎里紗（江崎グリコ）
319位（△３）大坂まり
322位（△47）林恵里奈（福井県スポーツ協会）
326位（▼６）小堀桃子（橋本総業ホールディングス）
335位（△３）波形純理（伊予銀行）

◆女子ダブルス（日本選手上位５人）
22位（▼１）青山修子（近藤乳業）
25位（――）柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス）
62位（――）二宮真琴（エディオン）
71位（△１）日比野菜緒（ブラス）
82位（▼５）加藤未唯（ザイマックス）

構成●スマッシュ編集部

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