男子テニスのATPツアーで長年にわたりトップ戦線で活躍し、これまでにツアー13勝を挙げている元世界ランキング6位のガエル・モンフィス(フランス/現170位)。今季限りでの現役引退を表明している39歳の彼はその全盛期の大半を、黄金期を築いた“ビッグ3” (フェデラー、ナダル、ジョコビッチ)への対抗策を模索することに費やした。
最高峰の四大大会では2度のベスト4入りを経験したモンフィスだが、決勝進出はいずれもビッグ3の一角に阻まれた。08年全仏オープン準決勝ではフェデラーに敗れ、16年全米オープン準決勝ではジョコビッチに屈した。
ちなみにモンフィスはビッグ3全員に負け越しているものの、フェデラーには4勝10敗、ナダルには2勝14敗と2人からは複数回勝利を挙げている。一方ジョコビッチには0勝20敗と1度も勝てておらず、モンフィス本人も米スポーツ専門メディア『Silver State Sports & Entertainment Network』のインタビューでジョコビッチが「3人の中で最も手強かった」と認めている。
「僕にとってビッグ3におけるナンバーワンはノバク・ジョコビッチだ。彼には一度たりとも勝ったことがない。もし彼に勝つとしたら、今年が最後のチャンスになるだろう。テニスというのは多くの問いかけをするスポーツだが、ノバクは僕が投げかける全ての問いに答えられる力を持っていた。とにかく彼は素晴らしい選手で、このスポーツのレジェンドでもある。だから勝ったことがないという事実も、僕にとっては何も恥ずかしいことではない」
ナダルについては次のように語る。
「僕が勝ったことはあったが、でも実際には彼の方がはるかに多く勝っている。彼のフィジカルの強さは本当に厄介だった。とてもタフで、常に肉体的に消耗する戦いを強いられた。レフティ(左利き)だから、配球も他の選手とは全く違った。彼もまた特別な存在かつ偉大なレジェンドだ」
フェデラーについてはこう述べた。
「とにかく頭の回転もプレーも速かった。彼は僕が何かを仕掛けようと考えるよりも先にそれを察知して、非常に苦しい状況に追い込んでくる感じだった。逆境を跳ね返す能力の高さや繊細な技術、プレーの華やかさも全く別次元だった」
だからこそモンフィスは偉大なビッグ3と何度も対戦できたことを誇りに思っている。
「あの3人はテニス史における屈指のレジェンドだ。僕にとって彼らとの対戦は本当に美しく、学びに満ちていて、何より楽しい経験だった」
それぞれが四大大会20勝以上を誇る3人の巨星たちと同じ時代を渡り合えたことは、モンフィスにとってかけがえのない財産だったのだろう。ラストシーズンとなる今季、未だ現役を続けるジョコビッチとの“最後の対決”は実現するのか。そして初勝利は? その結末に注目が集まる。
文●中村光佑
【動画】モンフィスvsジョコビッチの“スーパーポイント集”10選
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ちなみにモンフィスはビッグ3全員に負け越しているものの、フェデラーには4勝10敗、ナダルには2勝14敗と2人からは複数回勝利を挙げている。一方ジョコビッチには0勝20敗と1度も勝てておらず、モンフィス本人も米スポーツ専門メディア『Silver State Sports & Entertainment Network』のインタビューでジョコビッチが「3人の中で最も手強かった」と認めている。
「僕にとってビッグ3におけるナンバーワンはノバク・ジョコビッチだ。彼には一度たりとも勝ったことがない。もし彼に勝つとしたら、今年が最後のチャンスになるだろう。テニスというのは多くの問いかけをするスポーツだが、ノバクは僕が投げかける全ての問いに答えられる力を持っていた。とにかく彼は素晴らしい選手で、このスポーツのレジェンドでもある。だから勝ったことがないという事実も、僕にとっては何も恥ずかしいことではない」
ナダルについては次のように語る。
「僕が勝ったことはあったが、でも実際には彼の方がはるかに多く勝っている。彼のフィジカルの強さは本当に厄介だった。とてもタフで、常に肉体的に消耗する戦いを強いられた。レフティ(左利き)だから、配球も他の選手とは全く違った。彼もまた特別な存在かつ偉大なレジェンドだ」
フェデラーについてはこう述べた。
「とにかく頭の回転もプレーも速かった。彼は僕が何かを仕掛けようと考えるよりも先にそれを察知して、非常に苦しい状況に追い込んでくる感じだった。逆境を跳ね返す能力の高さや繊細な技術、プレーの華やかさも全く別次元だった」
だからこそモンフィスは偉大なビッグ3と何度も対戦できたことを誇りに思っている。
「あの3人はテニス史における屈指のレジェンドだ。僕にとって彼らとの対戦は本当に美しく、学びに満ちていて、何より楽しい経験だった」
それぞれが四大大会20勝以上を誇る3人の巨星たちと同じ時代を渡り合えたことは、モンフィスにとってかけがえのない財産だったのだろう。ラストシーズンとなる今季、未だ現役を続けるジョコビッチとの“最後の対決”は実現するのか。そして初勝利は? その結末に注目が集まる。
文●中村光佑
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