海外テニス

錦織圭、フランス下部大会は2回戦で終止符。元ジュニア世界1位相手に先行するも逆転負け<SMASH>

中村光佑

2026.03.05

ティオンビル・チャレンジャー2回戦で敗れた錦織。3戦連続フルセットマッチとなり、最後は力尽きた。※写真は昨年の横浜慶應チャレンジャー。写真:滝川敏之

 男子テニスツアー下部大会「ティオンビル・チャレンジャー」(3月2日~8日/フランス・ティオンビル/室内ハードコート/CH100)は現地4日にシングルス2回戦が行なわれ、今大会で右肩のケガから約2カ月ぶりの実戦復帰を果たした予選勝者で元世界ランキング4位の錦織圭(現284位)が登場。第6シードの19歳ニコライ・ブドコフ・ケアー(ノルウェー/現150位)と対戦したが、6-3、4-6、2-6で敗れ、ベスト8進出はならなかった。

 36歳の錦織は今年1月の下部大会「ワークデイ・キャンベラ国際」(オーストラリア/ハード/CH125)以来の実戦となった今大会に予選から出場し、2試合を勝ち抜いて本戦入り。現地3日の本戦1回戦では地元フランス勢のクレマン・タビュール(同190位)を7-5、4-6、6-2で下して2回戦に駒を進めていた。

 2回戦で対峙したのは、2024年ウインブルドンジュニア覇者で、ジュニアランキング1位を記録した実績も持つ若手有望株のブドコフ・ケアー。試合は錦織がチャレンジャー4勝を挙げている19歳を相手にスタートから攻勢に出て2度のブレークを果たし、自身のサービスゲームを全てキープして幸先よく第1セットを先取した。
 
 しかし第2セットは一転、錦織が淡泊なミスを連発し、第1ゲームで早々にサービスダウン。ブレークバックを果たせないまま1セットオールに持ち込まれると、得意なはずのファイナルセットでも2度のブレークを許し、1時間40分で力尽きた。

 今大会の錦織は予選から3連勝を飾るも、うち2試合がフルセットマッチだった上に連戦が続いていた。疲労の影響からか、この日は序盤のリズムを維持できず、無念の逆転負けとなった。それでも大会を通して見せた粘りや経験の片鱗は、今後の復帰ロードに向けた大きな収穫と言えるだろう。

 現時点で錦織は来週開催の下部大会「チャレンジャー・シェルブール・ラ・マンシュ」(3月9日~15日/フランス・シェルブール/ハード/CH75)にエントリーしており、こちらも予選から出場予定。体力面は少々気になるところだが、2大会連続の本戦進出とその後のさらなる勝ち上がりに期待したい。

文●中村光佑

【動画】錦織が元ジュニア1位にフルセットで敗れた「ティオンビルCH」本戦2回戦ハイライト

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