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海外テニス

大会連覇を逃した18歳アンドレーワがラケット破壊&暴言で大荒れ!「自分への怒りが外に出てしまった」と釈明<SMASH>

中村光佑

2026.03.11

BNPパリバ・オープン3回戦で敗れ、観客に何やら叫びながら退場するアンドレーワ。「今日の態度は良くなかった」と後で反省したが…。(C)Getty Images

BNPパリバ・オープン3回戦で敗れ、観客に何やら叫びながら退場するアンドレーワ。「今日の態度は良くなかった」と後で反省したが…。(C)Getty Images

 女子テニスツアーのWTA1000シリーズ「BNPパリバ・オープン」(3月4日~15日/アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート)にディフェンディングチャンピオンとして出場した世界ランキング8位の18歳ミラ・アンドレーワ(ロシア)が、現地9日に行なわれたシングルス3回戦で同44位のカテリナ・シニアコワ(チェコ)に6-4、6-7(5)、3-6のフルセットの末に敗退。タイトル防衛はならなかった。

 試合は激しい攻防が繰り広げられ、互いに1セットずつを取り合って迎えたファイナルセットでは、第5ゲームでアンドレーワが先にブレーク。しかし直後の第6ゲームから4ゲームを連取され、2時間48分で逆転負けを喫した。アンドレーワがトップ40圏外の選手に敗れるのは今季初めてで、これまで同クラスの相手には6連勝していた。

 試合中には苛立ちから何度もラケットを叩きつけ、コードバイオレーション(警告)も取られた18歳。マッチポイントでは、シニアコワのショットがネットに当たってアンドレーワ側のコートに落ち、不運な形で試合終了。その直後にアンドレーワはラケットをネット方向へ投げ、会場からブーイングを浴びた。さらにコートを去る際には観客に対して何かジェスチャーをし、暴言を吐いたようでもあった。

 一連の粗暴な振る舞いについては、アンドレーワ自身も反省している様子。試合後のメディア対応では次のように語った。
 
「負けた後は色々な感情が込み上げていた。今日の自分の態度は良くなかったし、最後の振る舞いも間違っていたと思う。こういうメンタル的な部分は本当にすぐに改善していく必要がある。今後はそこも取り組んでいきたい」

 先述のジェスチャーについては、特定の誰かに向けたものではなく、「自分自身への怒りが外に出てしまった」と説明。その上で「これからチームで話し合って、ネガティブな感情にどう対処するのがベストなのかを考えたい」と締めくくった。

 これでアンドレーワは、「カタール・オープン」(WTA1000)3回戦のビクトリア・エムボコ(カナダ/現10位)戦、「ドバイ選手権」(WTA1000)準々決勝のアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同6位)戦に続き、3大会連続で最終セットにブレークを先取しながら敗れる結果となった。確かに最終局面での勝負弱さは、18歳にとって課題の1つと言えそうだ。

 だが今大会はこれで終わったわけではない。アンドレーワは19歳のエムボコとのペアでダブルスにも出場しており、現地9日に実施された2回戦ではエレナ・オスタペンコ/ヘイリー・バプティスト(ラトビア/アメリカ)を7-6(7)、3-6、[11-9]で破ってベスト8に進出。準々決勝では第5シードのアレクサンドラ・クルニッチ/アンナ・ダニリナ(セルビア/カザフスタン)と対戦する。

文●中村光佑

【動画】アンドレーワのラケット破壊場面と、シニアコワ戦ハイライト&叫びながらの退場シーン

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