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「勝ちビビリ」した時、どう乗り越える? 勝負は試合前から始まっている!【テニスメンタルアドバイス5】

スマッシュ編集部

2020.03.01

アドバイスしてくれた綿貫陽介(左)と、鈴木貴男(右)。写真:THE DIGEST写真部

アドバイスしてくれた綿貫陽介(左)と、鈴木貴男(右)。写真:THE DIGEST写真部

 スポーツをしていると、勝ちビビリを経験したことはあるのではないだろうか。強い選手に勝てそうな時、「勝てるかも」と思ったら突然緊張してしまう。「いつも通りに」と思っても、「いつも通り」には戻れない。こういう時、どうすれば勝ち切れるのだろうか? 何度も強い選手に挑んだ経験があるテニス選手たちに、勝ち切るための方法を聞いた。

 綿貫陽介は、「これは本当に難しいです。僕はジュニアの時には一切できませんでした。どうしても勝てると思うと緊張するんです」と、自身も経験者だと言う。

 そこで取った対策は、「『勝てるかも』を『勝てる』にすることです。勝てるかもしれないと思うと、『相手は強いからここ頑張らなきゃ』とか、『こういう場面でミスをさせられちゃうんだよな』とか、どうしてもマイナスに考えて、自分で勝手に相手を強くしてしまいます。すると、どんどん自分のプレーも悪くなっていきます。それを、『自分の方が強いんだ』と割り切ると、『ここでミスをしても大丈夫』と、気持ちに余裕が出てきます」

 強い相手だと思わずに、自分の方が強いと思い込む。自分の脳を洗脳して、勝って当然と思うことで、勝ちビビリから脱却する方法だ。
 
 鈴木貴男は、緊張した後の、「いつも通り」という点について説明してくれた。「よく『いつも通り』と言いますが、それは三者三様です。例えば、普段の練習でただボールを打って走って汗をかいて終わりということを繰り返しているだけだと、これが『いつも通り』。明確なものがありません。勝てるかもとなった時に、走るのが得意なら粘ればいいし、攻撃するタイプならそれを貫けばいい。やるべき明確なものがあるのが、使える『いつも通り』です」

 あなたは自分の『いつも通り』を持っているだろうか? 鈴木は「強い選手に初めて勝てる時は、すごく集中していて、ふとスコアを見て『あ、勝っている』という状況が必ずあります。そこをうまくクリアするには、練習の時から、この場面をイメージして、こういうパターンで勝負しようというのを決めておくのも良い方法です。試合のイメージを持って練習をしているかに尽きますね」という。

 いかに試合を想定して練習に取り組んでいるかが、強い相手に勝てるような重要な局面で表れるということだ。次に練習する時は、このことを頭に入れて取り組んでみよう。

構成●スマッシュ編集部、取材協力●HEAT JAPAN
※スマッシュ2017年4月号から抜粋・再編集

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