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海外テニス

フリッツと錦織はどちらが上? 聞かれたティアフォーが力説!「ケイのバックは化け物だ。賭けるとしたらケイを選ぶ」<SMASH>

中村光佑

2026.04.05

錦織(右)への深い敬意を示したティアフォー(左)。特にバックハンドはコースが自在で伸びも鋭いと絶賛した。(C)Getty Images

錦織(右)への深い敬意を示したティアフォー(左)。特にバックハンドはコースが自在で伸びも鋭いと絶賛した。(C)Getty Images

 男子テニス元世界ランキング10位でこれまでにツアー3勝を挙げているフランシス・ティアフォー(アメリカ/28歳/現18位)が、テニス系ポッドキャスト『The Changeover Podcast』に出演。その中で2015年にアジア人男子選手として初のトップ5入りを達成した元4位の錦織圭(36歳/現417位)に対する深い敬意を表した。

 両者は18年10月の「エルステ・バンク・オープン」(オーストリア・ウィーン/室内ハードコート/ATP500)1回戦で1度だけ対戦。錦織が7-6(3)、5-7、6-2とフルセットの末に勝利している。

 この年の錦織は右手首のケガからチャレンジャー(下部大会)で復帰し、ブランク明けから間もない中「ウインブルドン」でベスト8、「全米オープン」でベスト4と最高峰の四大大会でも上位に進出。一時39位まで落としたランキングを年末には9位にまで回復させ、年間成績の上位8名のみに出場権が与えられる「ATPファイナルズ」(シーズン最終戦)にも自身4度目の出場を果たした。

 ウィーン出場当時20歳だったティアフォーは、ツアー屈指の“ショットメーカー”とも称される錦織のスピーディーかつ多彩なプレーが強く印象に残っているという。さらには錦織の驚異的なカムバックにも強い感銘を受けたと明かした。

 番組内でティアフォーは、進行役から「現在トップ戦線で活躍する同胞のテイラー・フリッツ(現8位)と全盛期の錦織圭のどちらが優れた選手か?」という問いを受け、錦織を選択した。まずフリッツのキャリアを称えつつ、半ば「なぜそんなことを聞くんだ?」とでも言いたげな口調で次のように答えている。
 
「俺はテイラーには愛情しか感じない。彼のキャリアは信じられないほど素晴らしく、とんでもないことを成し遂げてきた。でも君たちはケイが成し遂げたことをわかっていないように感じるよ。

 2018年の彼を覚えているだろう? 全豪オープンを欠場して2月に復帰したけど、チャレンジャーで格下のデニス・ノビコフ(アメリカ/大会時238位)に負けた。そんな状況から最終的にはファイナルズに出場したんだ。俺はウィーンで彼と対戦したが、あの試合は卓球のような高速ラリーばかりだった。サービスで何とか対抗しようとしても当時の自分では全く話にならなかった」

 錦織への称賛はさらに続く。

「ケイのバックハンドは化け物だ。コースを自在に変えながら、ボールも鋭く伸びてくる。俺はなにもケイがテイラーを圧倒できると言っているわけじゃない。でももしラスベガスでどっちに賭けるかと聞かれたらケイを選ぶさ。なんてったって、全米オープンで(ノバク・)ジョコビッチ(セルビア/元1位/現4位)を倒した男だからね」

 8歳も年下のティアフォーにここまで語らせる錦織の凄さは、改めて“異次元”というほかない。

文●中村光佑

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