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海外テニス

シナーがローマ初優勝で“キャリアゴールデンマスターズ”を史上最年少で達成! 50年ぶりの地元勢V、ナダル以来の3大会制覇も成し遂げる<SMASH>

中村光佑

2026.05.18

イタリア国際で念願の初優勝を飾った24歳のシナー。ルードを退け、史上最年少でキャリアゴールデンマスターズを達成するなど、記録ずくめのタイトル獲得となった。(C)Getty Images

イタリア国際で念願の初優勝を飾った24歳のシナー。ルードを退け、史上最年少でキャリアゴールデンマスターズを達成するなど、記録ずくめのタイトル獲得となった。(C)Getty Images

 男子テニスのマスターズ1000シリーズ「イタリア国際」(5月6~17日/イタリア・ローマ/ATP1000)は大会最終日の現地17日にシングルス決勝を実施。第1シードで世界ランキング1位のヤニック・シナー(イタリア)が第23シードで同25位のキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4、6-4で下し、同大会初優勝並びにツアー29勝目を飾った。

 この結果シナーは四大大会に次ぐグレードを誇るマスターズ1000シリーズ全9大会を制す“キャリアゴールデンマスターズ”を達成。31歳で同記録を成し遂げたノバク・ジョコビッチ(セルビア)以来2人目となり、24歳での達成は史上最年少の快挙となった。さらには昨年11月の「ロレックス・パリ・マスターズ」(ハードコート)から続く同カテゴリー大会の連続優勝記録も6に伸ばした。

 それだけでは終わらない。イタリア国際における地元選手の優勝は1976年のアドリアーノ・パナッタ(元4位)以来実に50年ぶり。加えて2010年のラファエル・ナダル(スペイン/元1位)以来となる、“同一シーズンにおけるクレーコートのマスターズ1000全3大会制覇”も達成した。記録ずくめのタイトルを手にした24歳はオンコートインタビューで試合を振り返りつつ、次のように語った。
 
「フィジカル的に非常にタフな内容で、完璧なテニスではなかったけど、イタリア人選手の優勝は50年ぶりということで、本当にうれしい。年間を通じて自分のコンディション維持を支えてくれているチームに心から感謝したい」

 強雨により2日に及んだダニール・メドベージェフ(ロシア/現9位)との準決勝でフルセットの激闘を演じたことから、体力面が心配されていたシナーだったが、ルード戦では軽快かつ自信に満ちたプレーを披露した。相手のアグレッシブな攻撃を粘りのディフェンスで凌ぎながら、ベースラインからの鋭く深いショットを軸に主導権を掌握。地元ファンの大声援がこだまする中、第1セットで2度、第2セットで1度のブレークを奪い、1時間45分で勝利を収めた。

 一方、敗れたルードは昨年4月の「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン/クレー/ATP1000)に次ぐマスターズ2勝目はならず。それでも先日のマドリード準々決勝敗退で25位まで落としていた世界ランキングは、大会後に17位に浮上し、約1カ月でトップ20復帰を果たすこととなった。表彰式では「ヤニック、ローマ初優勝おめでとう。あなたが今やっていることがどれほどすごいことなのかを言葉で表現するのは難しいです」と勝者を素直に称えた。

文●中村光佑

【動画】シナーVSルードのイタリア国際決勝ハイライト!

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