テニス四大大会「全仏オープン」は大会8日目の現地5月31日に女子シングルス4回戦が行なわれ、同大会4度の優勝を誇る第3シードで元世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド/現3位)が、第15シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ/同15位)に5-7、1-6で敗戦。2019年以来、実に7年ぶりにベスト8進出を逃すこととなった。
シフィオンテクはこの日が25歳の誕生日。しかし肝心の試合は過去3戦全勝、さらにはいずれもストレートで勝っていたコスチュクを相手に第1セットを接戦で落とすと、第2セットではアンフォーストエラーを連発するなど精彩を欠き、第2ゲームから6ゲームを連取されて1時間39分で4回戦敗退となった。
“バースデー勝利”を飾れなかったシフィオンテクは、「極度に緊張してしまい、身体が硬くなって本来のプレーができなかった」と敗因を分析。勝者を素直に称賛しつつ、次のように語った。
「今日は間違いなく“悪い1日”だった。もっとうまく対処できたこともたくさんあっただろうけど、自分が望んでいたレベルを維持するのが本当に難しかった。ここまで勝ち上がってきた選手は何試合も戦っているし、チャンスがあれば必ずそれを生かしてくる。それをやり遂げたマルタを祝福したい。反対に私は自分をコントロールできなくなり、そこから立て直す方法も見出せなかった。とにかく良い状態ではなかった」
大会序盤の内容は悪くはなかった。1回戦ではエマーソン・ジョーンズ(オーストラリア/同136位)、2回戦ではサラ・ベジレック(チェコ/同35位)、3回戦では同胞のマグダ・リネッテ(同73位)にいずれも快勝。しかしその勢いを2週目につなげることはできなかった。今後の具体的なプランは「まだ何も考えていない」ため、今回の早期敗退で休養や練習時間が増えてもポジティブな要素は特にないと、シフィオンテクは強調する。
それでも元女王は現状打開に向けて前を向く。「こういうことは初めてではない。少なくとも改善できる余地はあるし、原因も解決策もあるはず。現状を変えるには、1週間や1カ月では足りないかもしれないし、1シーズンかかる可能性もあるだろうけど、この問題を乗り越えられると信じ続けなければいけない」
とはいえ、シフィオンテクの今の調子を考えると、次の四大大会「ウインブルドン」(6月29日~7月12日/イギリス・ロンドン/芝コート)でのタイトル防衛は決して容易ではなさそうだ。ポイントの大量失効も控えているだけに、早急な立て直しが求められる。
文●中村光佑
【動画】シフィオンテクVSコスチュクの全仏OP4回戦ハイライト!
【画像】シフィオンテクほか、「全仏オープン2026」を戦う女子トップ選手たちの厳選フォト!
【関連記事】テニス界のAI活用術、トップ選手は「ChatGPT」拒否?シフィオンテクと大坂なおみの選択<SMASH>
シフィオンテクはこの日が25歳の誕生日。しかし肝心の試合は過去3戦全勝、さらにはいずれもストレートで勝っていたコスチュクを相手に第1セットを接戦で落とすと、第2セットではアンフォーストエラーを連発するなど精彩を欠き、第2ゲームから6ゲームを連取されて1時間39分で4回戦敗退となった。
“バースデー勝利”を飾れなかったシフィオンテクは、「極度に緊張してしまい、身体が硬くなって本来のプレーができなかった」と敗因を分析。勝者を素直に称賛しつつ、次のように語った。
「今日は間違いなく“悪い1日”だった。もっとうまく対処できたこともたくさんあっただろうけど、自分が望んでいたレベルを維持するのが本当に難しかった。ここまで勝ち上がってきた選手は何試合も戦っているし、チャンスがあれば必ずそれを生かしてくる。それをやり遂げたマルタを祝福したい。反対に私は自分をコントロールできなくなり、そこから立て直す方法も見出せなかった。とにかく良い状態ではなかった」
大会序盤の内容は悪くはなかった。1回戦ではエマーソン・ジョーンズ(オーストラリア/同136位)、2回戦ではサラ・ベジレック(チェコ/同35位)、3回戦では同胞のマグダ・リネッテ(同73位)にいずれも快勝。しかしその勢いを2週目につなげることはできなかった。今後の具体的なプランは「まだ何も考えていない」ため、今回の早期敗退で休養や練習時間が増えてもポジティブな要素は特にないと、シフィオンテクは強調する。
それでも元女王は現状打開に向けて前を向く。「こういうことは初めてではない。少なくとも改善できる余地はあるし、原因も解決策もあるはず。現状を変えるには、1週間や1カ月では足りないかもしれないし、1シーズンかかる可能性もあるだろうけど、この問題を乗り越えられると信じ続けなければいけない」
とはいえ、シフィオンテクの今の調子を考えると、次の四大大会「ウインブルドン」(6月29日~7月12日/イギリス・ロンドン/芝コート)でのタイトル防衛は決して容易ではなさそうだ。ポイントの大量失効も控えているだけに、早急な立て直しが求められる。
文●中村光佑
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