聖地で快進撃を続ける23歳が、新たな歴史を刻んだ。テニス四大大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン)男子シングルス準々決勝が現地8日に行なわれ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場中の世界ランキング114位、アーサー・フェリー(イギリス/23歳)が、第9シードのフラビオ・コボッリ(イタリア/同10位)を6-4、7-6(4)、6-0で下し、自身初のベスト4進出を決めた。
今大会開幕時点で、ツアー本戦での勝利はわずか6試合、トップ100入りの経験もなかったフェリー。身長約175cmと小柄ながら、豊富な運動量と冷静な試合運びを武器に快進撃を続けている。元英国女子1位のヨハンナ・コンタ氏から「ショート・キング(小柄な王者)」と称された新鋭は、この日もセンターコートの灼熱の太陽の下で存在感を放った。
第1セットを先取すると、第2セットは0-2から盛り返してタイブレークを制し、第3セットは3度ブレークして2時間14分の快勝。ネットプレーでは76%のポイント獲得率を記録し、4回戦のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)戦に続いて、前に出る絶妙なタイミングが勝利の鍵となった。
試合後のオンコートインタビューでフェリーはこう語った。
「試合を重ねるごとに、どんどん良くなっているようです。ただただ信じられません。センターコートでプレーするのは2回目で、2度目の勝利です。本当に信じられません」
コボッリに対しては、半年ほど前の経験が大きな支えになったという。
「今年の初めにフラビオと対戦してオーストラリアで勝っていたので、それが自信につながり、自分にもできると思えました。私にとっては初めての準々決勝で、彼はグランドスラムで経験済みでしたが、そのことが少し自信を与えてくれました。ただ前に進み続けました。試合前はとても緊張していましたが、最後までやり抜きました」
一方、敗れたコボッリは次のように試合を振り返った。
「テニスは一瞬で変わってしまうことがあります。本当に悲しいですし、失望しています。試合の最初のポイントから良いプレーができませんでした。少し緊張していたのかもしれませんし、普段は感じないプレッシャーを感じていたのかもしれません。できるだけ早く家に帰りたいです。その方が、この敗戦を忘れやすいかもしれません」
ウインブルドンでワイルドカードから4強入りを果たしたのは、2001年に世界125位から優勝を成し遂げたゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)以来史上2人目であり、世界114位での準決勝進出も彼に次ぐ低ランキング記録となった。そして英国男子としては、オープン化以降5人目の準決勝進出である。
次の準決勝では、第2シードで全仏オープン王者のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)と対戦する。大一番を前にフェリーは、「初めての経験になると思いますが、やりながら考えていきます。この10日間やってきたことを、そのまま続けるだけです。どこまで行けるか見てみます」と、自分のスタイルを貫く姿勢を示した。
構成●スマッシュ編集部
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第1セットを先取すると、第2セットは0-2から盛り返してタイブレークを制し、第3セットは3度ブレークして2時間14分の快勝。ネットプレーでは76%のポイント獲得率を記録し、4回戦のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)戦に続いて、前に出る絶妙なタイミングが勝利の鍵となった。
試合後のオンコートインタビューでフェリーはこう語った。
「試合を重ねるごとに、どんどん良くなっているようです。ただただ信じられません。センターコートでプレーするのは2回目で、2度目の勝利です。本当に信じられません」
コボッリに対しては、半年ほど前の経験が大きな支えになったという。
「今年の初めにフラビオと対戦してオーストラリアで勝っていたので、それが自信につながり、自分にもできると思えました。私にとっては初めての準々決勝で、彼はグランドスラムで経験済みでしたが、そのことが少し自信を与えてくれました。ただ前に進み続けました。試合前はとても緊張していましたが、最後までやり抜きました」
一方、敗れたコボッリは次のように試合を振り返った。
「テニスは一瞬で変わってしまうことがあります。本当に悲しいですし、失望しています。試合の最初のポイントから良いプレーができませんでした。少し緊張していたのかもしれませんし、普段は感じないプレッシャーを感じていたのかもしれません。できるだけ早く家に帰りたいです。その方が、この敗戦を忘れやすいかもしれません」
ウインブルドンでワイルドカードから4強入りを果たしたのは、2001年に世界125位から優勝を成し遂げたゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)以来史上2人目であり、世界114位での準決勝進出も彼に次ぐ低ランキング記録となった。そして英国男子としては、オープン化以降5人目の準決勝進出である。
次の準決勝では、第2シードで全仏オープン王者のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)と対戦する。大一番を前にフェリーは、「初めての経験になると思いますが、やりながら考えていきます。この10日間やってきたことを、そのまま続けるだけです。どこまで行けるか見てみます」と、自分のスタイルを貫く姿勢を示した。
構成●スマッシュ編集部
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