女子テニス世界ランキング2位の27歳エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が、現在出場しているWTA1000大会「ナショナルバンク・オープン」(8月2日~13日/カナダ・トロント/ハードコート)でのメディア対応で、世界1位浮上の可能性について言及。ランキングよりも自身のプレーを向上させることが最優先だとの考えを示した。
今大会の結果次第ではキャリア初のランキング1位となる可能性があったルバキナだったが、現1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)が4回戦に進出したことで、今大会中の首位浮上は消滅した。しかしそのサバレンカは4回戦でエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア/現19位)に敗戦。ルバキナが今大会で優勝すれば、両者のポイント差はわずか4にまで縮まる見込みだ。
ただ、ルバキナ本人は1位争いを過度に意識してはいないようだ。現地9日の4回戦でリュドミラ・サムソノワ(ロシア/同55位)を6-4、4-6、6-4で下してベスト8進出を決めた後、「まだ勝たなければならない試合がたくさんあるので、1位浮上については考えないようにしています」とコメント。その上で自身の現状について、次のように語った。
「芝コートシーズンでは、自分が望んでいたレベルでのプレーができませんでした。だからここ数週間は、この北米ハードコートシリーズに向けて懸命に取り組んできました。今の私にとって一番大切なのは、自分が成長できているかを確認することです」
実際、今大会のルバキナは初戦の2回戦(シード勢は1回戦免除)から4回戦までの3試合のうち2試合がフルセットにもつれ込むなど、決して盤石の内容ではない。サムソノワ戦でも試合を通して6度のブレークを許し、セカンドサービスでのポイント獲得率も約43%(21/49)にとどまった。
ルバキナ自身も「今大会ではうまくいっている部分もありますが、それでもまだ自分のベストではありません」とここまでのパフォーマンスには満足していない。インタビューの最後には「ランキングやポイントについては考えないようにしています。今はとにかく1試合ずつ戦って、どこまで勝ち進めるかを見ていきたいです」と語り、改めて目の前の試合に集中する姿勢を強調した。
そんなルバキナが準々決勝で対戦するのは、元世界1位の大坂なおみ(日本/現13位)。昨年のナショナルバンク・オープンで準優勝を飾った大坂は、今大会ここまで1セットも落とさず勝ち上がっており、4回戦では地元カナダのレイラ・フェルナンデス(元13位/現34位)を6-4、6-4で退けた。
既報の通りルバキナと大坂は今回がツアー初対決。注目の一戦は日本時間12日午前9時以降開始のセンターコート第2試合に組まれている。
文●中村光佑
【動画】ルバキナVSサムソノワの「ナショナルバンク・オープン」4回戦ハイライト!
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今大会の結果次第ではキャリア初のランキング1位となる可能性があったルバキナだったが、現1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)が4回戦に進出したことで、今大会中の首位浮上は消滅した。しかしそのサバレンカは4回戦でエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア/現19位)に敗戦。ルバキナが今大会で優勝すれば、両者のポイント差はわずか4にまで縮まる見込みだ。
ただ、ルバキナ本人は1位争いを過度に意識してはいないようだ。現地9日の4回戦でリュドミラ・サムソノワ(ロシア/同55位)を6-4、4-6、6-4で下してベスト8進出を決めた後、「まだ勝たなければならない試合がたくさんあるので、1位浮上については考えないようにしています」とコメント。その上で自身の現状について、次のように語った。
「芝コートシーズンでは、自分が望んでいたレベルでのプレーができませんでした。だからここ数週間は、この北米ハードコートシリーズに向けて懸命に取り組んできました。今の私にとって一番大切なのは、自分が成長できているかを確認することです」
実際、今大会のルバキナは初戦の2回戦(シード勢は1回戦免除)から4回戦までの3試合のうち2試合がフルセットにもつれ込むなど、決して盤石の内容ではない。サムソノワ戦でも試合を通して6度のブレークを許し、セカンドサービスでのポイント獲得率も約43%(21/49)にとどまった。
ルバキナ自身も「今大会ではうまくいっている部分もありますが、それでもまだ自分のベストではありません」とここまでのパフォーマンスには満足していない。インタビューの最後には「ランキングやポイントについては考えないようにしています。今はとにかく1試合ずつ戦って、どこまで勝ち進めるかを見ていきたいです」と語り、改めて目の前の試合に集中する姿勢を強調した。
そんなルバキナが準々決勝で対戦するのは、元世界1位の大坂なおみ(日本/現13位)。昨年のナショナルバンク・オープンで準優勝を飾った大坂は、今大会ここまで1セットも落とさず勝ち上がっており、4回戦では地元カナダのレイラ・フェルナンデス(元13位/現34位)を6-4、6-4で退けた。
既報の通りルバキナと大坂は今回がツアー初対決。注目の一戦は日本時間12日午前9時以降開始のセンターコート第2試合に組まれている。
文●中村光佑
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