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海外テニス

全仏OP優勝候補のルバキナが2回戦敗退!試合中のコーチ退席が注目されるも「彼の体調が悪かったから」と関せず<SMASH>

スマッシュ編集部

2026.05.29

現在開催中の全仏オープンでまさかの2回戦敗退を喫した世界2位のルバキナだが、コーチの途中退席は今回の試合結果には関係ないと試合後の会見で否定した。(C)Getty Images

現在開催中の全仏オープンでまさかの2回戦敗退を喫した世界2位のルバキナだが、コーチの途中退席は今回の試合結果には関係ないと試合後の会見で否定した。(C)Getty Images

 テニス四大大会「全仏オープン」の女子シングルス2回戦で、第2シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が、世界ランキング55位のユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)に6-3、1-6、6-7(4)で敗れる波乱が起きた。今季は出場した全9大会で16強入りしてきたルバキナにとって、これがシーズン最速の敗退。その敗戦以上に視線を集めたのが、試合中に起きた“異変”だった。

 初対戦となった一戦で、ルバキナは第1セットを6-3で先取。ところが、第2セット以降は突如リズムを崩し、そこから10ゲーム中9ゲームを落とす苦しい展開となった。この流れの中で、ルバキナはプレーヤーボックスにいたコーチのステファノ・ブコフ氏と言葉を交わしている。その直後、同氏は席を立ち、そのままコートへ戻ってくることはなかった。

 第3セットで2ブレークダウンから追いついたルバキナは、決着をタイブレークへ持ち込む粘りを見せる。しかし、そこでもミスを止められず、最後はこの日71本目のアンフォーストエラーで力尽きた。

 試合後の記者会見では、当然のようにブコフ氏の途中退席について質問が飛んだ。するとルバキナは、その質問をした記者に対し、不快感をにじませながらこう返している。

「なぜこういう質問をあなたがすることに私が驚いているかって?ええ、彼は試合に来ていたわ」

 さらに、退席理由については体調不良だったと説明した。
 
「ここ数日、彼の体調が本当に悪かったの。彼は『途中で帰るかもしれない。残ろうとはしたけれど』と私に話していたわ。体調が良くなかったのよ。驚くことではないわ。私たちは事前にその話もしていたから。その点については何もないわ。ただ、もっとエネルギーを上げるようにと言っていただけ。ボールがかなり飛んでいたから、もっと足を使って踏ん張るように、とね」

 もっとも、この途中退席が注目を集めた背景には、両者を巡る過去の騒動もある。

 ルバキナは19年からブコフ氏の指導を受け、22年ウインブルドン優勝など飛躍を遂げた一方、24年8月には一度パートナーシップを解消。その後、WTA(女子テニス協会)が同氏のルバキナに対する虐待疑惑などの行動規範違反を調査し、資格停止処分を科したことでも大きな話題となった。

 一方でルバキナ本人は、一貫して暴言や虐待行為を否定。ブコフ氏は異議申し立てを経て復帰し、ルバキナは今年の全豪オープン優勝後、「私たちは多くのことを抱えてきたけれど、この結果を出せて本当にうれしい」と語っていた。

 そうした経緯があるだけに、今回の途中退席も注目される形となった。

構成●スマッシュ編集部

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