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海外テニス

不振のルバキナ、誹謗中傷が絶えないSNSの制限に踏み切る!「今回はあまりにもひどい。離れた方がいいと思った」<SMASH>

中村光佑

2026.06.17

思うように勝てないルバキナのSNSには心無いコメントが集中。ついに制限がかけられた。(C)Getty Images

思うように勝てないルバキナのSNSには心無いコメントが集中。ついに制限がかけられた。(C)Getty Images

 今年1月の全豪オープンで四大大会2勝目を飾った女子テニス世界ランキング2位のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が、今週出場する「バンダ・ファーマシューティカルズ・ベルリン・テニス・オープン」(6月15日~21日/ドイツ・ベルリン/芝コート/WTA500)の大会前記者会見でSNSの利用を制限していることを明かした。

 27歳のルバキナは先日の四大大会「全仏オープン」(フランス・パリ/クレーコート)で2回戦敗退を喫すと、先週芝コートシーズン初戦として出場した「HSBC選手権」(イギリス・ロンドン/WTA500)でも準々決勝で元23位のケイティ・ボールター(イギリス/現56位)に5-7、6-2、4-6で敗戦。思うような結果を残せていない中、心ないコメントが相次いで寄せられたことを受け、SNSに制約を設けることにしたという。

「普段は嫌なコメントがあってもあまり気にしないけど、今回はあまりにもひどすぎた。私たちにとってはSNSへの投稿も仕事の一部だけど、試合に負けたというだけで人々が攻撃をやめないのであれば、そこにコメントをする機会すら与えたくないと思った」

 さらに27歳はこう続ける。「1日中インスタグラムのコメントの整理ばかりしていたくない。それを手伝ってくれる人もいるけど、常に対応できるわけではないし、ここでいったんSNSから離れた方がいいと思った。その時の勢いで決めたことではあるけど、個人的には、その方が楽に感じる」
 
 近年、テニス界では選手に対するSNS上での誹謗中傷が大きな問題となっている。海外メディア『UBITENNIS』などによると、2024年に実施された調査では、延べ458人もの選手が直接的な中傷や脅迫の対象となり、その大半がスポーツベッティング(スポーツの試合を対象とした賭博行為)に負けたことに腹を立てたギャンブラーによるものだったという。

 現在もルバキナのインスタグラム(@lenarybakina)は外部から閲覧可能な状態となっており、ダイレクトメッセージを送ることも可能。16日にはストーリーズ(24時間で自動消去される投稿)も更新されている。一方で各投稿へのコメントはできなくなっており、早速“誹謗中傷対策”を講じたとみられる。

 今季3つ目の四大大会「ウインブルドン」(6月29日~7月12日/イギリス・ロンドン/芝)の開幕が迫る中、ルバキナはベルリンで再起を図る。大会には第2シードで出場し、初戦となる2回戦(上位4シードは1回戦免除)ではアレクサンダー・イーラ(フィリピン/現35位)とドナ・ベキッチ(クロアチア/元17位/現33位)の勝者と対戦する予定だ。

文●中村光佑

【動画】現在、投稿へのコメントが書き込めなくなっているルバキナのインスタグラム

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