テニス競技はメンタルによって大きく結果が左右されるスポーツです。しかし、メンタルを強化したいけれど「なんか大変そうだ」と敬遠している人はいないでしょうか。
本シリーズでは一般プレーヤーに向けて、伊達公子氏や浅越しのぶ氏といった日本テニス界をけん引したトップ選手の指導経験を持つメンタルアドバイザー椙棟紀男氏に、簡単に身に付くメンタルの強化方法を伝授してもらいます。
* * *
『JTのTVコマーシャル(鬼シリーズ第4弾)』より。ある日、鬼は運転手と出会いました。
鬼:「おい人、心の豊かさとはなんだ?」
人:「感謝することかなぁ」
鬼:「感謝?」
人:「感謝されるとうれしいから」
鬼:「教えてくれてありがとう」
鬼はまた1つ心の豊かさを知ったのでした。
人は、うれしくてハッピーな気持ちになると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやドーパミンが脳内に分泌され幸福感が高まります。そこで今回は、人間の思考について考えてみたいと思います。私たちは現実に直面する問題(出来事)に対して3つの思考パターンで処理しています。
まず1つ目は、消極思考【ネガティブ思考】です。日本人に比較的多く、心配性や自信のなさが言葉や態度に表れます。特にネガティブ連鎖が起こると結果はあまり期待できません。ただし指導的立場にある人は、次に起こる予測も含めてネガティブな面も頭に入れておく必要があります。
2つ目は、積極思考【ポジティブ思考】です。強気を前面に出し、自分への期待も込めて力強い言葉を発し、明るく陽気に振る舞います。嚙み合うと楽しくプレーができますが、弱みもあり、「勝てる。強気で」など言い過ぎると、脳は逆に「お前にはまだ無理だよ」と努力逆転の法則が働いてしまう場合があります。
そして3つ目が、感謝思考【サンキュー思考】です。サンキューとは、今の自分を正しく見つめ評価してみる。今日までの人生を【感謝】を中心に思い浮かべてみる。生まれてきただけで儲けもの、ここまで来られたことを喜び合うと奇跡が起こるかもしれません。
以前、友人から送られてきた動画に「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」。有難しということ、それは有ることが難しい、即ち奇跡ということです。奇跡の反対は「当然」や「当たり前」、我々は毎日起こる出来事を当たり前だと思って過ごしています。「いつもの仲間とテニスできるのは当たり前ではない」「自己成長のために勉強ができる環境にいるのは有難い」。たくさんの当たり前に感謝の気持ちを伝えながら生きたいものです。
構成●スマッシュ編集部
※スマッシュ2026年3月号から抜粋・再編集
【画像】強靭なメンタルを持つトッププロたちの練習の様子
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『JTのTVコマーシャル(鬼シリーズ第4弾)』より。ある日、鬼は運転手と出会いました。
鬼:「おい人、心の豊かさとはなんだ?」
人:「感謝することかなぁ」
鬼:「感謝?」
人:「感謝されるとうれしいから」
鬼:「教えてくれてありがとう」
鬼はまた1つ心の豊かさを知ったのでした。
人は、うれしくてハッピーな気持ちになると「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやドーパミンが脳内に分泌され幸福感が高まります。そこで今回は、人間の思考について考えてみたいと思います。私たちは現実に直面する問題(出来事)に対して3つの思考パターンで処理しています。
まず1つ目は、消極思考【ネガティブ思考】です。日本人に比較的多く、心配性や自信のなさが言葉や態度に表れます。特にネガティブ連鎖が起こると結果はあまり期待できません。ただし指導的立場にある人は、次に起こる予測も含めてネガティブな面も頭に入れておく必要があります。
2つ目は、積極思考【ポジティブ思考】です。強気を前面に出し、自分への期待も込めて力強い言葉を発し、明るく陽気に振る舞います。嚙み合うと楽しくプレーができますが、弱みもあり、「勝てる。強気で」など言い過ぎると、脳は逆に「お前にはまだ無理だよ」と努力逆転の法則が働いてしまう場合があります。
そして3つ目が、感謝思考【サンキュー思考】です。サンキューとは、今の自分を正しく見つめ評価してみる。今日までの人生を【感謝】を中心に思い浮かべてみる。生まれてきただけで儲けもの、ここまで来られたことを喜び合うと奇跡が起こるかもしれません。
以前、友人から送られてきた動画に「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」。有難しということ、それは有ることが難しい、即ち奇跡ということです。奇跡の反対は「当然」や「当たり前」、我々は毎日起こる出来事を当たり前だと思って過ごしています。「いつもの仲間とテニスできるのは当たり前ではない」「自己成長のために勉強ができる環境にいるのは有難い」。たくさんの当たり前に感謝の気持ちを伝えながら生きたいものです。
構成●スマッシュ編集部
※スマッシュ2026年3月号から抜粋・再編集
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