専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外テニス

ズベレフの“多すぎるボール突き”にハチャノフが文句! 元世界1位ロディックは「セカンドサービスにもショットクロックが必要」と提案<SMASH>

スマッシュ編集部

2026.09.14

全米OP準決勝でズベレフ(左)と対戦したハチャノフ(右上)は、多すぎるボール突きについて苛立ちを口にした。ロディック氏(右下)もルール変更を提案している。(C)Getty Images

全米OP準決勝でズベレフ(左)と対戦したハチャノフ(右上)は、多すぎるボール突きについて苛立ちを口にした。ロディック氏(右下)もルール変更を提案している。(C)Getty Images

 今年のテニス四大大会「全米オープン」は、地元のベン・シェルトン(世界ランキング9位)を下したアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同2位)の優勝で幕を閉じた。「全仏オープン」優勝、「ウインブルドン」準優勝に続く見事な結果を残した29歳だが、大会中にはそのプレーの一部が思わぬ注目を集めていた。

 サービスを打つ前の「ボール突き」だ。

 あるファンによる集計では、ズベレフは今大会の最初の5試合だけで1万2000回以上もボールをバウンドさせていたという。1回のサービスにつき18~19回程度とされ、1ポイントで25回に達するケースもあった。

 準決勝でズベレフに敗れたカレン・ハチャノフ(ロシア/同50位)は、このルーティンについて試合後に語った。

「彼がボールを突くやり方は、僕だけじゃなく、当然多くの選手を苛立たせている。本当にすごく時間がかかるからね。どうやってサービスに備えればいいかわからないんだ。構えても、そこからさらに12回突くから、もう一度ステップをしないといけない。自分でなんとかしようとするけど、全てのポイントでそんな感じなんだ」

 現行ルールではポイント間には25秒の制限が設けられているものの、その間にボールを何回バウンドさせるかについての規定はない。ハチャノフもルールの範囲内であれば異議はなく、対応は主審の仕事だとしている。
 
 当のズベレフは自身のルーティンについて、こう説明した。

「わざとやっているわけじゃないんだ。統計を見たよ。1万2000回とか突いたみたいだね。かなり面白いよ。頭の中で数えているわけじゃない。特定の回数にしているとか、そういうのでもないんだ。なぜあんなに増えたのかわからないよ」

 この一連の騒動には、OBたちもポッドキャスト番組で反応した。元世界1位のアンディ・ロディック氏(アメリカ/44歳)は、ルール変更を提案している。

「ルールを変えるべきだ。彼が25秒のショットクロック内でやっている限り、何を言えるんだ? セカンドサービスにもショットクロックが必要だ。ファーストとセカンドの間で20数回もボールを突くなんてダメだ。そんなことをしておきながら、朝の3時に試合が終わってショックを受けたような顔をするなんてあり得ない。そんなことやってはいけないんだ」

 元世界11位のサム・クエリー氏(アメリカ/38歳)も、過剰なボール突きがスタジアムの熱気を奪うと指摘。20回以上もボールを突いた末にサービスミスが続くケースを挙げ、「かなりつらい」と表現した。

 全米オープンを制し、今季の四大大会で最高のフィナーレを飾ったズベレフ。主役は間違いなく彼だったが、彼の「ボール突き」もまた、しばらく話題になりそうだ。

構成●スマッシュ編集部

【動画】ズベレフが初優勝を飾った「全米オープン」決勝ハイライトと、ハチャノフとの準決勝ハイライト

【画像】ズベレフがシェルトンとの熱戦を制し初の戴冠!「2026全米オープン決勝」を厳選写真で特集!

【関連記事】ズベレフが悲願の全米オープン初優勝! 6年前の決勝で涙した舞台で雪辱を果たす「どれほど努力してきたかを、神様も見てくれていた」<SMASH>
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    9月10日(木)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    8月20日(木)発売

    定価:980円 (税込)
  • smash

    8月20日(木)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    8月25日(火)発売

    定価:1200円 (税込)
  • slugger

    7月24日(金)発売

    定価:1100円 (税込)