欧州選抜と世界選抜が激突する男子テニスの団体戦「レーバー・カップ」が、欧州選抜の2年ぶり6度目の優勝で幕を閉じた。高い人気が続く一方、女子選手の参加やフォーマット変更への関心が寄せられるなか、大会幹部がそうした可能性を明確に否定した。
大会CEOを務めるトニー・ゴドシック氏は、記者会見で次のように語っている。
「なぜ、すでにうまくいっているものを変える必要があるのでしょうか。これは男子の大会ですが、ユナイテッド・カップ、ホップマン・カップ、ワールドチームテニスなど、男女混合の大会はすでに存在しています」
「フォーマットを変更する予定はありません。改善の余地は常にありますが、私たちは運営と細部に力を注いでいます」
2017年に産声を上げたレーバー・カップは、ロジャー・フェデラー(スイス)と彼の代理人を務めるゴドシック氏のマネジメント会社などが中心となって創設された。ゴルフの欧米対抗戦「ライダー・カップ」に着想を得ており、普段は個人戦を戦うトップ選手たちが国籍を越えてチームを組み、欧州選抜と世界選抜に分かれてポイントを競い合う。ゴドシック氏は大会の意義について、以下のように語る。
「選手が参加する理由はそれぞれですが、ライバルがチームメイトに変わることが、この大会の核心です。1年のうち51週にわたって対戦している選手たちと、チームを組む機会を与える大会は他にありません」
また、開催地は欧州の都市とそれ以外の地域の都市で交互に持ち回るシステムを採用しているが、実際に行なわれたのは欧州と北米のみ。それは会場に求めるハードルが桁違いに高いからだ。
過去の大会では、シカゴの「ユナイテッド・センター」やボストンの「TDガーデン」、ロンドンの「O2アリーナ」など、NBAの本拠地や世界的アーティストのコンサートで使われる巨大多目的アリーナが舞台となった。レーバー・カップ特有の照明演出や、25もの企業スポンサーが求めるビジネス環境を整えるには、圧倒的なスペースと最新鋭のインフラが不可欠ということだろう。ゴドシック氏は新たな市場での開催について、こう説明した。
「アフリカや南米で開催したいと切に願っていますが、全ての技術的要件を満たしながら、特定の期間、大会を開催できる屋内アリーナが必要です。最初は投資したり損失を出したりしても構いませんが、コストが維持できなくなる時点が来ます。適切なインフラが整った際にこれらの市場に参入できることを期待して、世界中で新しい会場を評価しています」
創設から10周年が目前に迫る中、彼らは確固たる独自の路線を貫き、エンターテインメントを提供し続けている。
構成●スマッシュ編集部
【動画】ヨーロッパ選抜が優勝!「2026レーバー・カップ」表彰式の模様
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大会CEOを務めるトニー・ゴドシック氏は、記者会見で次のように語っている。
「なぜ、すでにうまくいっているものを変える必要があるのでしょうか。これは男子の大会ですが、ユナイテッド・カップ、ホップマン・カップ、ワールドチームテニスなど、男女混合の大会はすでに存在しています」
「フォーマットを変更する予定はありません。改善の余地は常にありますが、私たちは運営と細部に力を注いでいます」
2017年に産声を上げたレーバー・カップは、ロジャー・フェデラー(スイス)と彼の代理人を務めるゴドシック氏のマネジメント会社などが中心となって創設された。ゴルフの欧米対抗戦「ライダー・カップ」に着想を得ており、普段は個人戦を戦うトップ選手たちが国籍を越えてチームを組み、欧州選抜と世界選抜に分かれてポイントを競い合う。ゴドシック氏は大会の意義について、以下のように語る。
「選手が参加する理由はそれぞれですが、ライバルがチームメイトに変わることが、この大会の核心です。1年のうち51週にわたって対戦している選手たちと、チームを組む機会を与える大会は他にありません」
また、開催地は欧州の都市とそれ以外の地域の都市で交互に持ち回るシステムを採用しているが、実際に行なわれたのは欧州と北米のみ。それは会場に求めるハードルが桁違いに高いからだ。
過去の大会では、シカゴの「ユナイテッド・センター」やボストンの「TDガーデン」、ロンドンの「O2アリーナ」など、NBAの本拠地や世界的アーティストのコンサートで使われる巨大多目的アリーナが舞台となった。レーバー・カップ特有の照明演出や、25もの企業スポンサーが求めるビジネス環境を整えるには、圧倒的なスペースと最新鋭のインフラが不可欠ということだろう。ゴドシック氏は新たな市場での開催について、こう説明した。
「アフリカや南米で開催したいと切に願っていますが、全ての技術的要件を満たしながら、特定の期間、大会を開催できる屋内アリーナが必要です。最初は投資したり損失を出したりしても構いませんが、コストが維持できなくなる時点が来ます。適切なインフラが整った際にこれらの市場に参入できることを期待して、世界中で新しい会場を評価しています」
創設から10周年が目前に迫る中、彼らは確固たる独自の路線を貫き、エンターテインメントを提供し続けている。
構成●スマッシュ編集部
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