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海外テニス

セカンドサービスの時間制限案に世界9位デミノーが賛同。さらに「トスを1回にすべき」と試合短縮案も!<SMASH>

中村光佑

2026.10.12

なかなかサービスを打たないことで物議を醸しているズベレフ(左)。デミノー(右)はセカンドサービスにも時間制限を設け、さらにトスは1回にすべきと持論を語った。(C)Getty Images

なかなかサービスを打たないことで物議を醸しているズベレフ(左)。デミノー(右)はセカンドサービスにも時間制限を設け、さらにトスは1回にすべきと持論を語った。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランキング9位のアレックス・デミノー(オーストラリア/27歳)が、現在開催中の「ロレックス上海マスターズ」(10月7日~18日/中国・上海/ハードコート/ATP1000)のメディア対応で、サービスを巡るルール変更について言及。ファーストサービス前だけでなく、セカンドサービス前にもショットクロック(制限時間)を設ける案に賛同するとともに、独自の提案も行なった。

 現在のテニスのルールでは、ポイント終了からファーストサービスを打つまでに25秒の制限時間が設けられている。一方、ファーストサービスがフォールトとなった後は、セカンドサービスを遅滞なく打つことが求められるものの、明確な秒数は定められていない。

 こうした中、現地11日に行なわれたシングルス3回戦で予選勝者の坂本怜(現137位)に7-6(6)、6-4のストレート勝ちを収めたデミノーは試合後、1人の記者からショットクロックをセカンドサービス前にも導入すべきかと質問されると、次のように答えた。

「それがいいと思います。そうすれば、セカンドサービス前に余分な時間を取ろうとする行為を防げると思います」
 
 さらにデミノーは、サービス時のトスの回数を制限する独自の“ルール変更案”も示した。

「これは以前からずっと主張していることですが、個人的にはトスを1回しか認めないルールにすべきだと思っています。つまり、一度ボールを投げ上げたら必ずサービスを打たなければならず、打たなかった場合はフォールトになるということです。現状ではトスがうまくいかなかった場合、サービスのルーティンを最初からやり直すことができますが、そうした形で時間を稼ぐ行為を防ぐ意味でも有効だと思います」

 サービス前に費やす時間を巡っては、先の四大大会「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/ハード)で優勝したアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/29歳/現2位)の“ボール突きの回数の多さ”が批判の的になった。決勝でズベレフに敗れたベン・シェルトン(アメリカ/23歳/同4位)も、デミノーと同じくセカンドサービス前に明確な制限時間がないことを問題視し、ルール変更の必要性を訴えていた。

 今回のデミノーの提案も、現行のサービスの規定に一石を投じるものとなりそうだ。今後、実際のルール改正に向けた動きにつながるのか、注目される。

文●中村光佑

【動画】デミノーが坂本怜を振り切った「上海マスターズ」3回戦ハイライト

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