新型コロナウイルスの影響により、7月13日までの全ての大会が中止、もしくは延期に追いやられているテニス界。そんな中、中止となった大会のひとつであるATP1000大会のマドリード・オープンが、テレビゲームのオンライン対戦で大会を実施するという新たな試みを発表した。
『ムチュア・マドリード・オープン・バーチャル・プロ』と銘打たれたその大会は、4月27日から30日にかけて開催される。使用するのは「テニスワールドツアー」というソフトで、世界的に有名な「トップスピン」シリーズの制作メンバーが開発に携わった、リアリティを追求したテニスシミュレーションゲームだ。
大会ディレクターで、現役選手でもあるフェリシアーノ・ロペスは、大会公式ホームページで「マドリード・オープンが予定通り開催できないことを発表して以来、ファンの皆さんにどうにかテニスを届けたいと考えていた。この革新的なバーチャル大会は、現在の状況に適している」とコメント。
「選手たちが家から離れることなく、なおかつ、できる限り本来と同じ形で行なえるようトーナメントを企画した。そして、単にエンターテインメントとしてだけではなく、誰にとっても困難なこの時期だからこそできることを、少しでも実現させていきたい」とした。
大会は男女シングルス各16人が参加。4つのグループに分かれ、その中の1位と2位が準々決勝以降のトーナメントへ進出する。優勝者には賞金として15万ユーロ(約1770万円)が与えられ、その中から経済的に苦しんでいる選手に寄付する金額を自由に決めることができる。さらに追加で5万ユーロ(約590万円)が新型コロナウイルス対策として寄付される。
参加選手は近日中に発表される予定。また、大会の模様はオンライン、公式SNSなどで観戦できるという。
多くのスポーツが、同じように中止に追い込まれている状況だが、NBAやF1(フォーミュラ1)でもプロ選手が参加するバーチャル大会が開催され、大きな盛り上がりを見せている。現役テニス選手が、ラケットをコントローラーへと持ち替えモニターへ向かう。想像しただけでも面白い企画になりそうだ。
構成●スマッシュ編集部
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『ムチュア・マドリード・オープン・バーチャル・プロ』と銘打たれたその大会は、4月27日から30日にかけて開催される。使用するのは「テニスワールドツアー」というソフトで、世界的に有名な「トップスピン」シリーズの制作メンバーが開発に携わった、リアリティを追求したテニスシミュレーションゲームだ。
大会ディレクターで、現役選手でもあるフェリシアーノ・ロペスは、大会公式ホームページで「マドリード・オープンが予定通り開催できないことを発表して以来、ファンの皆さんにどうにかテニスを届けたいと考えていた。この革新的なバーチャル大会は、現在の状況に適している」とコメント。
「選手たちが家から離れることなく、なおかつ、できる限り本来と同じ形で行なえるようトーナメントを企画した。そして、単にエンターテインメントとしてだけではなく、誰にとっても困難なこの時期だからこそできることを、少しでも実現させていきたい」とした。
大会は男女シングルス各16人が参加。4つのグループに分かれ、その中の1位と2位が準々決勝以降のトーナメントへ進出する。優勝者には賞金として15万ユーロ(約1770万円)が与えられ、その中から経済的に苦しんでいる選手に寄付する金額を自由に決めることができる。さらに追加で5万ユーロ(約590万円)が新型コロナウイルス対策として寄付される。
参加選手は近日中に発表される予定。また、大会の模様はオンライン、公式SNSなどで観戦できるという。
多くのスポーツが、同じように中止に追い込まれている状況だが、NBAやF1(フォーミュラ1)でもプロ選手が参加するバーチャル大会が開催され、大きな盛り上がりを見せている。現役テニス選手が、ラケットをコントローラーへと持ち替えモニターへ向かう。想像しただけでも面白い企画になりそうだ。
構成●スマッシュ編集部
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