5月3日から10日まで予定されていたATPマスターズ1000シリーズの「マドリード・オープン」は、新型コロナウイルスの影響により大会が中止となったかわりに、オンライン上で『ムチュア・マドリード・オープン・バーチャル・プロ』という大会を4月27日から30日にかけて開催する。
ビデオゲームのオンライン対戦を利用したこの大会には、男女各16名のプロ選手が参加するのだが、大会公式ホームページでは参加選手が続々と発表されている。現在発表されているのは、アンディ・マリー、ラファエル・ナダル、ジョン・イズナー、アンジェリーク・ケルバーなど8名の選手たち。
ナダルは大会について「どうなるかはわからないけど、バーチャルな世界でも、いつものようにみなさんの声援を感じたいと思う」とコメント。赤土の王者として、クレーコートで絶対的な強さを見せてきたナダル。このバーチャル大会もマドリード・オープンと同様にクレーコートで開催される可能性が高いが、ラケットではなくコントローラーで、同じような強さを発揮できるのか注目だ。
また、ゲームがあまり得意ではないというイズナーは「マドリード・オープンがこのようなトーナメントを開催してくれて嬉しい。恥ずかしいプレーにならないように練習しないとね」とした。
残る参加者に、誰が選出されるのか気になるところだが、どうやら日本の錦織圭も参加者の候補に入っているようだ。11日に、自身のアプリ『Kei Nishikori』にて行なわれたライブ配信で「(大会に)出てみたい」と語った錦織は、続けて「ヨーロッパが主体なので、ヨーロッパとアメリカを(オンライン回線上で)繋ぐということが難しいらしく、調整中だそうです」と明かした。
この大会の優勝者には賞金として15万ユーロ(約1770万円)が与えられ、その中から、経済的に苦しんでいる選手に寄付する金額を自由に決めることができる。さらに追加で5万ユーロ(約590万円)が新型コロナウイルス対策として寄付される予定だ。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】クレーコートの絶対的覇者、“燃え盛る男”ラファエル・ナダルの「フレンチオープン2019」を振り返る!
ビデオゲームのオンライン対戦を利用したこの大会には、男女各16名のプロ選手が参加するのだが、大会公式ホームページでは参加選手が続々と発表されている。現在発表されているのは、アンディ・マリー、ラファエル・ナダル、ジョン・イズナー、アンジェリーク・ケルバーなど8名の選手たち。
ナダルは大会について「どうなるかはわからないけど、バーチャルな世界でも、いつものようにみなさんの声援を感じたいと思う」とコメント。赤土の王者として、クレーコートで絶対的な強さを見せてきたナダル。このバーチャル大会もマドリード・オープンと同様にクレーコートで開催される可能性が高いが、ラケットではなくコントローラーで、同じような強さを発揮できるのか注目だ。
また、ゲームがあまり得意ではないというイズナーは「マドリード・オープンがこのようなトーナメントを開催してくれて嬉しい。恥ずかしいプレーにならないように練習しないとね」とした。
残る参加者に、誰が選出されるのか気になるところだが、どうやら日本の錦織圭も参加者の候補に入っているようだ。11日に、自身のアプリ『Kei Nishikori』にて行なわれたライブ配信で「(大会に)出てみたい」と語った錦織は、続けて「ヨーロッパが主体なので、ヨーロッパとアメリカを(オンライン回線上で)繋ぐということが難しいらしく、調整中だそうです」と明かした。
この大会の優勝者には賞金として15万ユーロ(約1770万円)が与えられ、その中から、経済的に苦しんでいる選手に寄付する金額を自由に決めることができる。さらに追加で5万ユーロ(約590万円)が新型コロナウイルス対策として寄付される予定だ。
構成●スマッシュ編集部
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