ドーピング違反でITF(国際テニス連盟)から1月に暫定的な出場停止処分を受けていたチリの元世界38位、ニコラス・ジャリーが、20日に自身のSNSを更新。11カ月の出場停止処分を受けるが、禁止薬物の摂取が意図的ではなかったことが証明できたことを明かした。
年始のATPカップに、チリの主力として出場したジャリーは、昨年11月のデビスカップ・ファイナルの際に採取された尿サンプルから禁止薬物が検出されていた。ジャリーがSNSで公開した手記によると「禁止薬物が検出されたビタミン剤が、ブラジルの製造所で“汚染”されていたことを証明することができた」とされている。
また「(今回の出来事で)何カ月もの間、深い苦しみに耐えてきた。起きたことのすべてが少し不公平に感じることもある」としつつも、これら一連の出来事に、自身の過失があったことを認めたジャリーは「これ以上、法的手続きを続けることは、私のプロとしての将来に、さらなるストレスと弊害をもたらす」として、11カ月の出場停止処分を受け入れることを決めたという。
続けて「私を信じてくれたチーム、スポンサー、マネージャー、特にコーチのダンテに感謝したいと思います。彼らと一緒に、今後素晴らしいことを成し遂げられると確信しています」と、昨シーズンまで錦織圭のコーチを務めていたダンテ・ボッティーニへの謝辞を述べた。
現在ツアーは中断しているが、出場停止処分はこの中断期間にも適用されるようで、ジャリーはツアーが再開していれば今年の11月15日からプレーできる予定だ。
構成●スマッシュ編集部
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年始のATPカップに、チリの主力として出場したジャリーは、昨年11月のデビスカップ・ファイナルの際に採取された尿サンプルから禁止薬物が検出されていた。ジャリーがSNSで公開した手記によると「禁止薬物が検出されたビタミン剤が、ブラジルの製造所で“汚染”されていたことを証明することができた」とされている。
また「(今回の出来事で)何カ月もの間、深い苦しみに耐えてきた。起きたことのすべてが少し不公平に感じることもある」としつつも、これら一連の出来事に、自身の過失があったことを認めたジャリーは「これ以上、法的手続きを続けることは、私のプロとしての将来に、さらなるストレスと弊害をもたらす」として、11カ月の出場停止処分を受け入れることを決めたという。
続けて「私を信じてくれたチーム、スポンサー、マネージャー、特にコーチのダンテに感謝したいと思います。彼らと一緒に、今後素晴らしいことを成し遂げられると確信しています」と、昨シーズンまで錦織圭のコーチを務めていたダンテ・ボッティーニへの謝辞を述べた。
現在ツアーは中断しているが、出場停止処分はこの中断期間にも適用されるようで、ジャリーはツアーが再開していれば今年の11月15日からプレーできる予定だ。
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