専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外テニス

ナダル、フェデラー、マリーがインスタライブで夢のコラボ配信。ナダルの意外なカミングアウトにフェデラーも驚き!

誉田優

2020.04.22

ツアーでは長らくライバル同士の2人だが、関係は非常に良好だ。(C)GettyImage

ツアーでは長らくライバル同士の2人だが、関係は非常に良好だ。(C)GettyImage

 昨今、新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止を余儀なくされている。いつになれば通常通りに開催できるのか、まだ誰にもわからない状況だ。

 そのような状況の中、選手たちも我々と同様に自宅で過ごしているが、最近は錦織圭や、ノバク・ジョコビッチなどのトップ選手が、SNSのライブ配信でファンとの交流を行ない話題となっている。

 そして21日(日本時間)には、ついにあのラファエル・ナダルがインスタライブを実施。長年のライバルであるロジャー・フェデラーや、アンディ・マリーとの夢のコラボ配信で、多くのテニスファンを熱狂させた。

 超豪華なコラボ配信と期待されたが、インスタライブの操作に慣れていない様子のナダルは、配信をはじめたはいいのものの、フェデラーの招待に悪戦苦闘。一時は、眉間にしわを寄せながら画面を注視するナダルのおでこを眺めるだけの配信となり、これを見ていたマリーからは「彼は52回は全仏オープンで優勝できるだろうけど、インスタグラムとなるとてんでダメだ」と茶化されていた。
 
 ようやくフェデラーとの合流に成功し、史上最高のテニスプレーヤー2人のコラボ配信が開始。まずは互いの近況報告からで、フェデラーから「(中止となった)インディアンウェルズ以降はプレーしたの?」と問われたナダルは「実はインディアンウェルズからラケットを握っていないんだ」と驚きの告白。それを聞いたフェデラーは「完璧だ!(ツアーに)戻ってきてもプレーできなくなっているだろうからね!」と大喜びの様子だった。

 続いて、2月に手術を受けたフェデラーの右ヒザについての話題に。とても調子が良いというフェデラーは「今はあまりにも時間に余裕がありすぎる。急ぐ必要がないんだ。リハビリと筋力トレーニングをしながら、少し壁打ちもした。今回は、前回よりも簡単な手術だったんだ」と話した。

 さらに「ずっと聞きたかったことがある」というフェデラーは、本来は右利きであるはずのナダルに「なぜ右手でプレーしないの?」と質問。これに対しナダルは「僕は右手ではプレーできないよ!(右手でプレーできるというのは)ただの迷信だ!」と明かした。

 バスケットボールやほかの動作をする時は右利きだが、サッカーとテニスに関しては左利きだという。ナダルのレフティ特有のプレーに、長らく苦労させられてきたフェデラーは「そうだったんだね。オーケー。それなら怒ることはできないな…」と意外そうに答えていた。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号