レッスン

【家で手軽に身体のケア/4】スポーツタオルを使って簡単に腰を伸ばそう!

スマッシュ編集部

2020.05.11

両手でタオルを持ち手前に引っ張る(左上)、左手でタオルを持ち左側に足を倒す(左下)、タオルの両端を持ち身体を横に倒す(右)。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 家で過ごす時間が多いと、身体が鈍く、重く感じてくる。最終回では、腰が張っていると感じている人向けのエクササイズをパーソナルトレーナーの玉乃真理子先生が教えてくれた。手軽にできるエクササイズで、気分展開しよう! 

〇2つのエクササイズで共通なこと〇
・スポーツタオルを準備する。
・右を行なった後は、左を行なう。
・回数は5~10回が目安。
・痛い時に、息を吐く。

【腰・脚のダルさを軽減】
仰向けになり、土踏まずにタオルをかけて前後、左右に倒す。2つメニューを紹介。

〇詳しい方法〇
1/仰向けに寝転がる。
2/右足を上げて、タオルを土踏まずに引っ掛ける。右足はヒザを伸ばすのが理想だが、曲がっていてもOK。左足は曲げておく。
3/両手でタオルを握り、手前にゆっくりと引っ張る。手前に引くと痛い場合は、そのままでもOK。
4/元に戻す。

〇詳しい方法〇
1/土踏まずに引っ掛けたタオルを左手だけで持つ。
2/右手は横に出し、手のひらは上に。顔は右手の方に向ける。左足は伸ばす。
3/息を吐きながら、右足を左側に倒していく。肩が地面から離れないところまで、足を倒していく。
4/息を吸いながら、右足を戻の位置に戻す。
 
【体幹の柔軟性アップ!(背中・腰が張っている人にもお薦め)】
立って頭の上でタオルの両端を持ち、身体を横にして、下を向く。

〇詳しい方法〇
1/タオルの両端を持って上に上げる。足は肩幅より少し広く。
2/タオルを引っ張りながら、上体を横に倒す。
3/上の手を前に出しながら下を見る。
4/ゆっくりと戻し、逆側も同様に行なう。

 テニスをプレーする前後に行なうのも効果的だ。身体が動いてくれたり、疲れが軽減されるので、今のうちにメニューを覚えて、テニスを再開した時にも身体のケアを続けよう!

講師=玉乃真理子
鈴木貴男プロなどテニス選手のケアを行なっているパーソナルトレーナー。ピラティス&リンパケアスタジオ『Fun☆Body』オーナー。「テニス愛好家のためのピラティス」も開催している。ポールスターピラティス認定インストラクター。日本コアコンディショニング協会ベイシックインストラクター

構成●スマッシュ編集部
※スマッシュ2019年8月号から抜粋・再編集

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