ITF(国際テニス連盟)は、下位選手救済に向けて新たなサポートプログラムを検討しているようだ。
18日(現地時間)のITF公式ホームページでのアナウンスによると、ITFは「新型コロナウイルスの影響を受けた選手で、他の救済プログラムではカバーできていないランク(501位~700位)の選手を支援するための救済基金を含む、様々な追加措置を検討している」という。
5月初旬には、ITFを含む、ATP(男子テニス協会)やWTA(女子テニス協会)など7つのテニス運営団体で構成される『プレーヤー救済プログラム』が、サポートが必要なシングルス・ダブルス各400人程度の選手たちを対象に、資金援助を行なうことを発表していた。今回のITFの措置は、これよりさらに下位の選手を補うことになる。
ITFのデビッド・ハガティ会長は「私たちは、ITFの道を登ってきた才能ある選手たちが、この不安定な時期に必要なサポートを受け、成長を続けることができるよう、力の限りを尽くします。テニス界の多くのプロや団体は、新型コロナウイルスの影響による競技の中断によって大きな影響を受けています。我々は、テニス関係者の中で最も必要としているところにサポートを提供するため、実行可能で適切なすべてのオプションを検討しています」と述べた。
この新たなサポートプログラムの詳細は、6月2日に予定されているITF理事会の後に発表される予定だ。
ヨーロッパの一部地域では、徐々に規制緩和が行なわれ、スポーツの国内プロリーグも再開されつつある。しかし、テニスツアーは世界各国を股にかけて開催されるため、他のプロスポーツと比べ、最も再開が遅いのではという意見もある。長引けば長引くほど、元々収入の少なかった下位選手の状況は悪化するばかりだ。一刻も早いツアーの再開と、困難に直面する選手たちへの手厚いサポートが望まれる。
構成●スマッシュ編集部
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18日(現地時間)のITF公式ホームページでのアナウンスによると、ITFは「新型コロナウイルスの影響を受けた選手で、他の救済プログラムではカバーできていないランク(501位~700位)の選手を支援するための救済基金を含む、様々な追加措置を検討している」という。
5月初旬には、ITFを含む、ATP(男子テニス協会)やWTA(女子テニス協会)など7つのテニス運営団体で構成される『プレーヤー救済プログラム』が、サポートが必要なシングルス・ダブルス各400人程度の選手たちを対象に、資金援助を行なうことを発表していた。今回のITFの措置は、これよりさらに下位の選手を補うことになる。
ITFのデビッド・ハガティ会長は「私たちは、ITFの道を登ってきた才能ある選手たちが、この不安定な時期に必要なサポートを受け、成長を続けることができるよう、力の限りを尽くします。テニス界の多くのプロや団体は、新型コロナウイルスの影響による競技の中断によって大きな影響を受けています。我々は、テニス関係者の中で最も必要としているところにサポートを提供するため、実行可能で適切なすべてのオプションを検討しています」と述べた。
この新たなサポートプログラムの詳細は、6月2日に予定されているITF理事会の後に発表される予定だ。
ヨーロッパの一部地域では、徐々に規制緩和が行なわれ、スポーツの国内プロリーグも再開されつつある。しかし、テニスツアーは世界各国を股にかけて開催されるため、他のプロスポーツと比べ、最も再開が遅いのではという意見もある。長引けば長引くほど、元々収入の少なかった下位選手の状況は悪化するばかりだ。一刻も早いツアーの再開と、困難に直面する選手たちへの手厚いサポートが望まれる。
構成●スマッシュ編集部
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