海外テニス

テニス元世界7位のフィッシュが、ゴルフでタイトルを獲得。「63」で回り「本当にクールだよ」

スマッシュ編集部

2020.07.13

現在38歳のフィッシュは、昨年末のデビスカップ・ファイナルで米国チームのキャプテンを務めた。(C)GettyImages

 男子テニス元世界ランク7位のマーディー・フィッシュが、著名人が集うゴルフ大会「アメリカン・センチュリー・チャンピオンシップス」(7月8日~12日/アメリカ・ネバダ州ステートライン)で、コースレコードを更新して優勝を果たした。

 30年以上の歴史を持つこの大会は、元プロスポーツ選手や俳優など様々な分野の著名人が集い、ゴルフの腕を競うチャリティ大会。今年はステフィン・カリー(元NBA選手)やサウル・アルバレス(プロボクサー)、カイル・ウィリアムズ(元NFL選手)ら総勢71名が出場し、テニス界からはフィッシュの他、元世界ランク4位のジェームズ・ブレークが参加していた。
 
 同大会で過去5回連続トップ5に入賞していたフィッシュにとって、念願かなってのタイトル獲得となった。さらに、大会2日目の土曜日には、スタートこそボギーだったが、その後10度のバーディを獲得する好プレーを披露し、最終的に「63」でフィニッシュ。このコース記録は、殿堂入りゴルファーのリー・トレビノ氏が、1984年に記録したコースレコード「64」を36年ぶりに更新する結果となった。

 優勝後には、共に戦った友人のカリーとその父であるデル・カリー、アルバレスらと湖に飛び込んで勝利を祝ったフィッシュ。各分野の著名人が集まるこのような大会について「普段なら、アルバレスやカリーのような人たちと出会うことも、競ったりすることもないだろう。本当にクールだよ」と語った。

構成●スマッシュ編集部

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