男子世界9位のガエル・モンフィス（フランス）がTwitterを更新。女子世界5位でガールフレンドでもあるエリナ・スビトリーナ（ウクライナ）と共に撮影した1本の動画がテニスファンの間で反響を呼んでいる。

　モンフィスは「月曜にガールフレンドの気分が上がらない時は」と題し、「家ではやらないでね」と苦笑いの絵文字をつけて注意を促した。

　動画ではモンフィスが練習場の壁に背を向けて立ち、何やらモンフィスの前でスビトリーナがラケットを構えて立っている。すると突然スビトリーナがカメラ目線で「今日は気分が乗らない日ね」とつぶやき、なんとモンフィスの身体近くに打ち込む"壁打ち"を始めたのだ。

　その間モンフィスは顔を下に向けてスマートフォンをいじり続け、スビトリーナは合計7球強烈なボールを打ったが、１つもモンフィスに直撃することなく終えることができた。最後にモンフィスが「あ、今日は月曜日だったね」とつぶやいて動画は終了した。
  　10秒程度の短いものではあったが、2000件を超えるリツイートと1万件を超える「いいね！」がつけられ、これを見たファンからは「最後の１球は当たりそうだったね」「勇気あるチャレンジだ！」「お互いの信頼がないとできないね！」など、数多くのコメントが寄せられていた。

　モンフィスとスビトリーナと言えばテニス界では有名な仲良しカップルとして知られており、コートでも一緒に練習するほどの仲だ。また、2人で撮影した動画を度々SNSにアップしており、8月初めには「今日は金曜日だから……」と題したモンフィスのダンス動画がTwitterにアップされると、こちらも大きな話題となった。日本人テニスファンの間でも「可愛いカップル」と称されるほどで、この2人のやり取りにはどこかほっこりする魅力があるようだ。

　今後もオンコートとオフコートでのギャップあふれる投稿に期待しながら、この2人の動向にも注目していきたいところだ。ちなみに、8月から男女共にツアーが再開され、31日には全米オープンの開催も予定されている。しかし、モンフィスとスビトリーナは共にコロナウイルスの感染拡大を懸念し、すでに渡米はしないことを明かしている。

文●中村光佑

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