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国内テニス

試合時間わずか54分で、土居美咲が6年ぶりの東レPPO初戦突破!穂積/二宮、青山/柴原の日本人ペアも勝利

スマッシュ編集部

2019.09.18

リターンを含め、持ち前の攻撃力が冴え、わずが54分で1回戦を勝利した土居美咲。写真:GettyImages

リターンを含め、持ち前の攻撃力が冴え、わずが54分で1回戦を勝利した土居美咲。写真:GettyImages

【東レ・パン・パシフィック・オープン/9月1622日】

 大阪のITC靱テニスセンターで開催されている東レ・パン・パシフィック・オープンテニス(以下東レPPO)は9月17日、シングルス1回戦の6試合、ダブルス1回戦の3試合を行なった。

 ワイルドカードで出場した世界83位の土居美咲は、フランスの44位、クリスティナ・ムラデノビッチと対戦。左利きのサービスと、鋭いリターンが冴え、6-1、6-2のストレートで快勝した。

 わずか54分のスピードマッチで終了した土居は、「第2セットは相手が開き直ってくる可能性もあったが、その準備をして戦った」と終始落ち着いた戦いを繰り広げた。

 前週、広島の
WTAインターナショナル大会で準優勝を収めた好調の土居は、チャンスがあればコートの中に入って叩く、持ち前の攻撃的なテニスを展開する。
対するムラデノビッチは、土居のリターンにプレッシャーを感じ、自らのサービスゲームが崩れ出す。最終的にはセカンドサービスからのポイント獲得率を29%まで落とし、なす術がなくなった。

 2013年以来の東レPPO、初戦突破となった土居の2回戦は、全米オープンでベスト8に進出したドナ・ベキッチとの対戦となる。
「7月のサンノゼではフルセットで負けているので、次は勝ちたい」と気を引き締めた。
 先週2度目のツアー優勝を果たした日比野菜緒は、予選勝者のバルバラ・フリンクに4-6、5-7で惜しくも敗退。ダブルスに出場した穂積絵莉/二宮真琴、青山修子/柴原瑛菜組は、いずれも勝利し、ベスト8へ進出した。

 9月18日(水)はセンターコートに第1シードの大坂なおみが登場し、予選を上がり、2回戦へ進出したビクトリア・トモバと対戦する。

【9月18日の主な試合予定】
〇センターコート 
第1試合(11時開始)
N・ギブス vs A・ケルバー
第4試合 (17時以前には始まらない)
大坂なおみ[5] vs V・トモバ*

〇コート1 
第2試合(第1試合11時開始)
A-L・グローネフェルド/D・シュアーズ vs 小堀桃子/清水綾乃
第3試合(第1試合11時開始)
土居美咲/日比野菜緒 vs F・ディ ロレンツォ/K・カワ

【9月17日の試合結果】
シングルス
V・フリンク* 6-4 7-5 日比野菜緒
Y・プチンツェワ 6-4 7-6(4) K・カワ
シェー・スーウェイ 3-6 7-6(1) 6-1 G・ムグルサ
M・キーズ[5] 6-3 6-4 D・カサキナ
D・ベキッチ[7] 7-5 6-2 C・ガルシア
土居美咲+ 6-1 6-2 K・ムラデノビッチ
*=予選上がり =ラッキールーザー +=ワイルドカード


ダブルス
穂積絵莉/二宮真琴 4-6 6-4 10-0 L・キチェノク/A・リスケ
青山修子/柴原瑛菜 6-3 6-1 D・ユラク/K・スレボトニック[4]
チャン・ハオチン/チャン・ラティーシャ[2] 6-1 6-0 M・アダムチャク/ハン・シンユン
※ダブルスはファイナルセット10ポイントマッチタイブレーク

大会HP
http://www.toray-ppo.com/

構成スマッシュ編集部

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