海外テニス

錦織圭、復帰初戦は敗退も「いいテストになった」と前向きなコメント

スマッシュ編集部

2020.09.09

久々の実戦ながら、序盤は好調なプレーを見せた錦織圭。(C)Getty Images

 男子テニスの『ジェネラリー・オープン(オーストリア・キッツビュール/ATP250)』は、大会初日の8日にシングルス1回戦が行なわれ、第6シードの錦織圭はミオミル・ケツマノビッチ(セルビア)に逆転で敗れて初戦敗退となった。

 この日、1年ぶりの公式戦復帰ながら序盤からエンジン全開の錦織は、フォア、バック共にウイナー連発で第1セットを先取。そのままストレート勝利を飾りたいところだったが、徐々にエネルギーが切れはじめ、ケツマノビッチの堅実なプレーの前にフルセットで屈した。

 錦織は試合後、自身の公式アプリ『Kei Nishikori』を更新。サイクリングマシンで激戦後のクールダウンを行なう様子の写真と共に「最初の試合。いいテストになりました。明日はダブルス。コートに戻るのが楽しみです」と前向きなコメントを残した。
  昨年の全米オープン3回戦で、アレックス・デミノー(オーストラリア)に敗れて以来となる実戦だけに、体力、試合勘、集中力など、まだまだ課題は多いだろう。

 同胞の西岡良仁と出場するダブルスは、第1シードのマルセル・グラノラーズ(スペイン)/オラシオ・ゼバリョス(アルゼンチン)と対戦する。グランドスタンド第5試合に組まれているため、日本時間では9日深夜になる予定だ。

構成●スマッシュ編集部

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