専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
イベント情報

ウインブルドンが開催される会場でプレーした日本のジュニアたち。13日間の遠征を一挙公開!

スマッシュ編集部

2019.09.19

センターコートの芝生の一歩手前まで接近! 写真:グラスコート佐賀テニスクラブ

センターコートの芝生の一歩手前まで接近! 写真:グラスコート佐賀テニスクラブ

 ウインブルドンの会場である「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クロケー・クラブ(アオランギ・コート)」にて「Road to Wimbledon Final」が8月11日~17日に開催された。この大会はイギリス、インド、香港、日本の各代表による14歳以下の大会で、日本からは4月に佐賀で行なわれた予選を勝ち抜いた高橋凜羽、福原聡馬、西村佳代、長澤亜桜香の4名が参加。

 大会は4名1組の予選リーグを行ない、上位2名が本戦トーナメントに進出する形式。優勝するとウインブルドンのチャンピオンボードに名前が刻まれる。

 残念ながら名前が刻まれた日本人はいなかったが、女子ダブルスでは長澤亜桜香/西村佳代ペアが準優勝と大健闘。日本人選手の結果は以下のとおり。

●男子シングルス
福原聡馬 予選2位、本戦1回戦敗退
高橋凜羽 予選3位

●女子シングルス
西村佳代 予選2位、本戦ベスト4
長澤亜桜香 予選3位

●男子ダブルス
福原/高橋 ベスト8

●女子ダブルス
長澤/西村 準優勝
 遠征は8月7日~19日の13日間にわたり、大会以外にもロンドン観光や買い物、さらにはウインブルドンツアー、パーティー、クリニックなどのイベントも用意されている。フェデラーやジョコビッチが手にした優勝トロフィーをバックに写真を撮ったり、センターコートの芝生の一歩手前まで入って芝の香りを感じ、かけがえのない時間を過ごした様子だった。

 また、本大会は多くのイギリス人選手が参加しており、彼らのテニスに対する意識や試合前の過ごし方の違いに刺激を受けたようだ。例えば、日本人や香港人が試合前にスマートフォンで遊んでいる光景をよく目にするが、イギリス人はゲームをすることはあるものの、必要な時以外スマートフォンをバッグから出すことはない。こういったことからも、テニス以外にも今後の成長につながるきっかけを得たことだろう。

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号