現地9月12日(金)に行なわれた全米オープンテニス(アメリカ/ニューヨーク)の女子シングルス決勝は、第4シードの大坂なおみがビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を相手に1-6、6-3、6-3で逆転勝利を収めた。
試合序盤は硬さも目立ち、第1セットを落とした大坂だが、我慢強くラリーを展開してペースをつかむと、第2、第3セットは積極的な攻撃で連取した。全米で2年ぶり2度目の栄冠に、テニス界の各公式Twitterには続々と祝福のツイートが掲載されている。
国際テニス連盟(ITF)は「驚きのカムバックだ」と題し、「大坂なおみが2020年の全米オープンチャンピオンとなった」とトロフィーの絵文字付きで大坂を讃えた。
全米オープンの公式Twitterでは、大坂が今大会を含めた3回のグランドスラムの決勝で負けなしであることを、パソコンのフォルダ検索に例えてツイート。「大坂なおみ→全米オープン→決勝→敗戦→このフォルダは空です」と、ユーモアを交えた方法で大坂を祝福している。
ウインブルドンの公式Twitterも大坂の優勝に対し、「(大坂が)再びグランドスラムの頂点に立った」とツイート。大坂の驚異的な逆転勝利に、SNS上でも大きな反響が上がっている。
試合後、アザレンカと健闘を讃え合った大坂は、ほっとしたような様子を見せると、コート上に仰向けになり、喜びを噛み締めていた。仰向けになった理由について大坂は「マッチポイントを取り切った後はみんな倒れ込むけど、ケガをすると困るから、安全に喜びたかったの」と"なおみ節"を交えてインタビューに答えた。
ここまで苦しい場面もあったが、幾度となくピンチを切り抜け、早くもグランドスラム3度目の優勝を決めた大坂。今大会の勝負どころで光っていた忍耐力はやはり本物だった。
文●中村光佑
試合序盤は硬さも目立ち、第1セットを落とした大坂だが、我慢強くラリーを展開してペースをつかむと、第2、第3セットは積極的な攻撃で連取した。全米で2年ぶり2度目の栄冠に、テニス界の各公式Twitterには続々と祝福のツイートが掲載されている。
国際テニス連盟(ITF)は「驚きのカムバックだ」と題し、「大坂なおみが2020年の全米オープンチャンピオンとなった」とトロフィーの絵文字付きで大坂を讃えた。
全米オープンの公式Twitterでは、大坂が今大会を含めた3回のグランドスラムの決勝で負けなしであることを、パソコンのフォルダ検索に例えてツイート。「大坂なおみ→全米オープン→決勝→敗戦→このフォルダは空です」と、ユーモアを交えた方法で大坂を祝福している。
ウインブルドンの公式Twitterも大坂の優勝に対し、「(大坂が)再びグランドスラムの頂点に立った」とツイート。大坂の驚異的な逆転勝利に、SNS上でも大きな反響が上がっている。
試合後、アザレンカと健闘を讃え合った大坂は、ほっとしたような様子を見せると、コート上に仰向けになり、喜びを噛み締めていた。仰向けになった理由について大坂は「マッチポイントを取り切った後はみんな倒れ込むけど、ケガをすると困るから、安全に喜びたかったの」と"なおみ節"を交えてインタビューに答えた。
ここまで苦しい場面もあったが、幾度となくピンチを切り抜け、早くもグランドスラム3度目の優勝を決めた大坂。今大会の勝負どころで光っていた忍耐力はやはり本物だった。
文●中村光佑