全米オープン女子シングルスで大会２度目の優勝を果たした大坂なおみは、試合後に再びアーサー・アッシュ・スタジアムのセンターコートを訪れ、故コビー・ブライアント氏のユニフォームを着用して記念写真を撮影。その様子をツイッターに投稿した彼女のもとには、多くの称賛の声が届いている。

　バスケットボール界のレジェンドとして知られるコビー氏は、今年１月、搭乗していたヘリコプターの事故によって他界した。生前よりコビー氏と親交があった大坂は、彼の死を悲しみ、SNSで頻繁に彼についての投稿をしたり、今回のようにユニフォームを着用したりして故人を偲んでいた。
  　今回の大坂の投稿は、１時間足らずで２万件以上の『いいね』を集め、「きっとコビーも君のことを誇りに思っているよ」「マンバスピリッツ！絶対に諦めない！」「コビーのウェアを着てくれてありがとう」といった多くのコメントが寄せられている。

　コビー氏は、国籍、分野を問わず多くの人々に、勇気とインスピレーションを与えてきた存在だった。そんなコビー氏に憧れていた大坂は、ツイッターで「試合後にはいつもこのジャージを着ています。本当に力になったわ。これからもよろしくね」と綴った。

　コビーの名を背に戦い続ける大坂も、いつの日にか彼に匹敵するような、偉大なアスリートになるかもしれない。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】全米オープン２年ぶり２度目の優勝を果たした大坂なおみ！今大会を厳選写真でプレイバック！