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海外テニス

人種差別問題に立ち向かった大坂なおみが「米スポーツ誌の年間最優秀選手」に選出!

中村光佑

2020.12.08

全米オープンではコート上とは別の闘いにも挑んでいた大坂の行動が高く評価された。(C)Getty Images

全米オープンではコート上とは別の闘いにも挑んでいた大坂の行動が高く評価された。(C)Getty Images

 現地12月6日、アメリカのスポーツ誌『スポーツ・イラストレイテッド』が世界に最も影響を与えたスポーツ選手に送られる「スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー」を発表。テニス界からは女子世界3位の大坂なおみが初選出され、新たな称号を手にした。

 大坂は黒人男性のジョージ・フロイドさんが警察官に殺害された事件をきっかけに、「Black Lives Matter(黒人の命は大切)運動」に積極的に参加。2回目の優勝を果たした今年の全米オープンでは大会期間中、黒人差別によって殺害された被害者の名前が記された7枚のマスクを着用して入場するなどして注目を浴びた。

 同誌は大坂を「全米オープンテニスのチャンピオン。彼女(大坂)の名声を生かす形で、社会的不正との闘いの中で声を上げてきた」と紹介した上で、「自身の影響力を深く理解し、人々の目を惹く形で人種差別や警察の暴力的な行動に立ち向かっていった」と高く評価している。
 
 なお、プロバスケットボールNBAのスーパースターとして知られるレブロン・ジェームズや同郷でWNBAのブレアナ・スチュワート、プロフットボール選手のパトリック・マホームズとローレント・デュバネイターディフも同賞の栄誉に輝き、受賞者は大坂を含めて計5人となった。

 大坂の選出を受け、現地7日に全米オープン公式Twitterが反応。「彼女はプレーと自身の言葉で人々の足を止め、注目を集めました」と題し、「我々は大坂なおみ選手がスポーツ・イラストレイテッド誌の『スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー』に選ばれたことを誇りに思っています」と祝福の言葉を送った。

 プレーだけではなく、活動家としての一面も見せ、世界中で話題を総なめにした大坂。来シーズンも念願の生涯グランドスラムを目標にさらなる飛躍が期待される。

文●中村光佑

【PHOTO】全米2度目の優勝を果たした大坂なおみを厳選写真でプレイバック!
 

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