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ウインブルドンジュニア優勝の望月慎太郎が牽引し、日本がジュニアデビスカップで2度目の優勝!

スマッシュ編集部

2019.10.02

日本代表メンバー。左から望月慎太郎、岩本功監督、磯村志、末岡大和。(C)写真:日本テニス協会

 ジュニアデビスカップ決勝大会がアメリカ・オーランドで現地の9月24日(火)から29日(日)まで開催され、予選大会を勝ち抜いた16カ国が参戦した。岩本功監督が率いる日本チームは、望月慎太郎、磯村志、末岡大和の3名が出場し、ウインブルドンジュニアで優勝した望月を筆頭に善戦が繰り広げられ、2度目の優勝に輝いた。

 この大会は、1985年に始まった16歳以下を対象とした国別対抗戦で、初開催時は44カ国が予選に参加し、決勝大会は神戸で行なわれた。回数を重ね規模も大きくなり、今では約100カ国が出場している。

 日本チームは4月に16カ国が参戦したアジア・オセアニア予選大会で3位に入賞し、10年連続の決勝大会進出を果たした。

 決勝大会ではまず4カ国による予選リーグが行なわれ、チェコに2勝1敗、モロッコに3勝0敗、スペインに2勝1敗と、見事に1位で突破し、決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントには8カ国が出場し、日本は第2シード。準々決勝はイギリス、準決勝はセルビア、決勝は第1シードのアメリカにいずれも2-1で勝利して優勝をつかんだ。
決勝トーナメントの結果は次の通り。

準々決勝(対イギリス)
○望月 6-1 1-6 6-0 J・PINNINGTON-JONES
●磯村 3-6 4-6 D・CHEN
○望月/末岡 6-2 7-6(4)  D・CHEN/J・PINNINGTON-JONES

準決勝(対セルビア)
○望月 6-1 6-3 H・MEDEDOVIC
●磯村 4-6 6-7(4)  S・POPOVIC
○望月/末岡 7-5 6-2 H・MEDEDOVIC/S・POPOVIC

決勝(対アメリカ)
○望月 7-6(3) 7-5  M・DAMM
●磯村 3-6 3-6 T・KODAT
○望月/末岡 6-4 6-3 M・DAMM /T・KODAT

構成●スマッシュ編集部