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海外テニス

連覇のかかったウォズニアッキを一蹴。大坂なおみが中国オープン初の決勝進出!

スマッシュ編集部

2019.10.05

0勝2敗で分が悪いウォズニアッキにストレートで勝利し、大坂なおみが中国オープン初の決勝へ進出。(C)GettyImages

0勝2敗で分が悪いウォズニアッキにストレートで勝利し、大坂なおみが中国オープン初の決勝へ進出。(C)GettyImages

 中国・北京で開催されている中国オープン(9月28日~10月6日/WTAプレミアマンダリー)は10月5日、準決勝が行なわれ、第4シードの大坂なおみが、第5シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に6-4、6-2で勝利した。

 立ち上がりからパワーで押す大坂と、粘り強いウォズニアッキとの見応えあるラリーが繰り広げられ、お互いサービスキープの展開となる。
 
 しかし、4-4となった第9ゲーム、大坂がブレークポイントを握ると、フォアハンドのダウンザラインを見事に決め、均衡が破れた。次のサービスゲームをキープした大坂が、6-4で第1セットを奪う。


 第2セットはウォズニアッキのサービスゲームを大坂が早々にブレークに成功する。その後、2つめのブレークを重ね、4-1と完全に試合を掌握。5-2のサービング・フォー・ザ・マッチでは、ブレークポイントを握られる場面がありつつも、持ち前のサービスで切り抜け、6-2で勝利し、中国オープン初の決勝進出を決めた。
 大坂は、ウォズニアッキに対して、これまでの戦績は0勝2敗と、分が悪く、長いラリーになると先にミスをすることが多かったが、この日は打ち急ぐことなく丁寧に広角に打ち分け、最後はスピードあるダウンザラインや、逆をつくショットで仕留めるというパターンが見事に成功した。

 決勝の相手は現在世界1位、第1シードのアシュリー・バーティー(オーストラリア)と。対戦成績は大坂の1勝2敗となっている。スライスのバックハンドを多用し、ネットを巧みに織り交ぜてくる相手に対し、今日のように打ち合うか、パワーで押すか? 2019年全豪覇者の大坂と、全仏覇者のバーティーとの戦いは、いずれにしても注目の一戦となるに違いない。

構成●スマッシュ編集部
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